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事件 新潮文庫
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大岡昇平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/05/01
JAN 9784101065083

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商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2023/04/09

かつてNHKのドラマで放映されてたような気がする。見なかったけど。大岡昇平の作品というのが記憶に残った。「野火」とは全く異質の作品。裁判をテーマにドキュメンタリー風な小説。法律用語が飛び交って読みづらいかと言えばさにあらず。面白かった。主人公が主任裁判官か、弁護士か、不明なまま読...

かつてNHKのドラマで放映されてたような気がする。見なかったけど。大岡昇平の作品というのが記憶に残った。「野火」とは全く異質の作品。裁判をテーマにドキュメンタリー風な小説。法律用語が飛び交って読みづらいかと言えばさにあらず。面白かった。主人公が主任裁判官か、弁護士か、不明なまま読み切ったがぼやけたまま。あまり主題とは関係なかったようだ。人が人を裁き切れるのか。でなければ裁判とは何なのか。日頃とっつきの悪い舞台に惹きつけられる。2023.4.9

Posted by ブクログ

2019/03/21

朝日新聞に連載中は、『若草物語』といふタイトルだつたさうです。当初は青春小説の心算だつたらしい(ただし若者の犯罪を通して青春の無軌道さを描く心算だつた)。完成作品とは似ても似つかぬタイトルですな。 それが執筆を続けるうちに、裁判小説となり、表題も『事件』と改題されました。 19...

朝日新聞に連載中は、『若草物語』といふタイトルだつたさうです。当初は青春小説の心算だつたらしい(ただし若者の犯罪を通して青春の無軌道さを描く心算だつた)。完成作品とは似ても似つかぬタイトルですな。 それが執筆を続けるうちに、裁判小説となり、表題も『事件』と改題されました。 19歳の若者・上田宏くんは、神奈川県の田舎町に住む好青年。そののどかな町で、坂井ハツ子なる女性が殺害された。この女性は、実は上田くんが同棲してゐる坂井ヨシ子の姉でありました。で、いろいろあつて証拠が揃つたとして、上田くんは殺人と遺体遺棄の容疑で逮捕されます。未成年といふことで少年法の規定により、家裁へ送られ、さらに横浜地方検察庁に送致されたのでした。 その後は裁判所が主たる舞台で、裁判小説の様相を呈してきます。記憶が飛んでゐるといふ上田くんは果たして冤罪なのか? 青春小説から裁判小説へと変貌した理由について、著者の大岡昇平氏は、あとがきの中で「日本の裁判の実情があまりにも、裁判小説や裁判批判に書かれているものと異なっているのに驚き、その実情を伝えたいと思うようになった」と述べてゐます。 日本の裁判制度にメスを入れ、推理小説としての体裁も整つた、読み応へのある長篇小説であります。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-784.html

Posted by ブクログ

2017/11/24

もしかすると、大岡昇平の本を読むのは初めてかも。日本推理作家協会賞受賞作の法廷物。弁護士、検事、裁判官たちのやりとりにドキドキします。

Posted by ブクログ

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