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死神さんとアヒルさん
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死神さんとアヒルさん

ヴォルフエァルブルッフ【作・絵】, 三浦美紀子【訳】

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死神さんとアヒルさん

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草土文化
発売年月日 2008/02/20
JAN 9784794509710

死神さんとアヒルさん

¥1,870

商品レビュー

4.1

25件のお客様レビュー

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2024/12/01

2024.11に開催された柴田元幸先生のトークショーで紹介された絵本。 原題はEnte,Tod und Tulpe 死神は最初から紫のチューリップを手にしているけれど、邦題からは落ちている… 柴田先生は、そこに軽く不満があったご様子。 70代になり、死について、考えることが増え...

2024.11に開催された柴田元幸先生のトークショーで紹介された絵本。 原題はEnte,Tod und Tulpe 死神は最初から紫のチューリップを手にしているけれど、邦題からは落ちている… 柴田先生は、そこに軽く不満があったご様子。 70代になり、死について、考えることが増えた、というようなお話があり、紹介されたわけですが、ドイツの絵本なので、少し理解が難しい、とも思ったりしました。 ただ、静かな本で、難しいけれど、沁み入る本でした。 「わたしが死んだら、池はこんな風にひとりぼっち。ただ池だけ。そして、そこにわたしはいない…」 (中略) 「もし、あなたが死んだら、あなたの池もいっしょに、消えてしまうの。すくなくとも、アヒルさんにとってはね。」 (中略) 「じゃあ、池がなくなって、ざんねんだとも、思わなくてすむんだね。そうか。安心した。もしも…」 「……あなたが死んでしまったら」と、死神さんはつづけました。 (中略) 「おりようよ。おねがい。」しばらくして、アヒルさんはいいました。 「木の上にいると、つい、いろんなことを考えてしまうの。」 (本文から抜粋) いちばんぐっときたところを紹介しました。 自分自身の中にも、若いころとは違う死生観が生まれ始めていて、そんな時に読むことができたのがよかったです。また読みたい1冊となりました。

Posted by ブクログ

2024/04/24

こういう本があるのだなと驚き。良い本でした。 生ていることに死はいつも寄り添っている、特別なことではないのだと。静かに経過する時間を味わえ、死を考えられる本。

Posted by ブクログ

2024/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「わたし、あなたが生まれてからずっと、そばにいたのよ。」 そうだよね、生と死は一緒のもので、どちらもやさしい。 チューリップの使い方も、よかったです。

Posted by ブクログ

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