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異次元を覗く家 ハヤカワ文庫
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異次元を覗く家 ハヤカワ文庫

ウィリアム・H・ホジスン(著者), 団精二(訳者)

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異次元を覗く家 ハヤカワ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1972/05/31
JAN 9784150100582

異次元を覗く家

¥660

商品レビュー

2.4

8件のお客様レビュー

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2023/09/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

ボーダーランド三部作その二。 こちらは一転して真っ向勝負のホラー・SF小説。ホジスンの最高傑作と評する人も多いらしく、確かにそのイメージの奔流には圧倒される。発表が1908年と言うから百年以上昔のこの想像力には素直に脱帽である。 ただこの小説には謎は山ほど出てくるのに謎解きは一切と言っていいほど存在しない。それを良しとする向きもあるだろうが、私はこの物語には謎解きは必要だと思う。「ナイトランド」の方が好きかな。

Posted by ブクログ

2019/01/06

1908年作品。最早古典の部類。解説によると映画『マタンゴ』の原作「闇の声」の著者でもあるとのこと。作風は今で言えばコズミックホラーだろうか。当時は怪奇SFと呼ばれていたそうで、確かにSFと呼ぶには怪奇色が強すぎ、ホラーと呼ぶには中盤の超時空イメージが強烈すぎる。星新一っぽい戯画...

1908年作品。最早古典の部類。解説によると映画『マタンゴ』の原作「闇の声」の著者でもあるとのこと。作風は今で言えばコズミックホラーだろうか。当時は怪奇SFと呼ばれていたそうで、確かにSFと呼ぶには怪奇色が強すぎ、ホラーと呼ぶには中盤の超時空イメージが強烈すぎる。星新一っぽい戯画調の挿絵は恐怖小説的側面からは不釣り合いかもしれないが、自分は全然嫌いじゃない。訳と解説はダンセイニならぬ団精二こと荒俣宏。

Posted by ブクログ

2018/07/30

不意に荒俣宏さんのことが気になって、そういえば始めは「翻訳家」だったなと巡らせた結果、団精二名義でウィリアムホープホジスンの代表作を久しぶりに再読した。ホジスンはこの本以外に「幽霊狩人カーナッキ」や「夜の声」など多種多様なホラー作品を書いていて、その最高傑作が「異次元を覗く家」だ...

不意に荒俣宏さんのことが気になって、そういえば始めは「翻訳家」だったなと巡らせた結果、団精二名義でウィリアムホープホジスンの代表作を久しぶりに再読した。ホジスンはこの本以外に「幽霊狩人カーナッキ」や「夜の声」など多種多様なホラー作品を書いていて、その最高傑作が「異次元を覗く家」だった……気がする。 今読むと、文章は散漫だし初読の時ほどワクワクしないのは自分がスレてしまったのかも。 ホジスンはとにかく設定がとんでもなくて、長編「ナイトランド」も文章はともかく設定は当時読んでいて驚いたものだった。 「異次元を覗く家」も「ナイトランド」も荒俣宏さんの訳で、ダンセイニやラヴクラフトを邦訳していた人が「帝都物語」で小説や博物学に移行するまでの短い翻訳業を楽しむ1冊。 ちなみに荒俣訳の2冊は現在原書房で入手可能。

Posted by ブクログ

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