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告白 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/02/22 |
JAN | 9784122049697 |
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告白
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商品レビュー
4.2
261件のお客様レビュー
一生読み続けたい名作中の名作
素晴らしい!恐るべき10代の町田町蔵の作品!今2回目です!
ぴかりん
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは傑作。 河内弁のとっつきにくさが序盤にはあったが、読み進めていくうちにそのリズムに適応して行き心地よくなってくる。熊太郎の人となりとそのまさに思弁的な独白と空想が癖になる。 良い悪い取り揃えた魅力的な登場人物が多いが、個人的ナンバーワンは縫ちゃんだな。熊太郎の告白シーンが、いつものくよくよ言い訳がましい熊太郎の真摯に真っ直ぐな気持ちを伝えることろ。それに小悪魔的に応じる清廉な美少女縫ちゃんのやり取りが心鷲掴みにされたわ。 神の使い姫たる縫ちゃん、結局何がしたかったんだろうと訝しんでしまう。でもそんな気持たせなところが魅力的です。 どんどん道を踏み外していく熊太郎。それでも善良な人間と認められたい純粋な心を捨て切ることはできず、ちぐはぐに破綻するという軌跡。世間でいう極悪人ではあるのは間違いない。けれども真っ当に生きられない運命を負っているその衝動はこの結末に行き着くしか許さなかったのではないだろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
色々と思う所はあったが、とりあえず強く思ったのが、直接の原因作っといて、何がこっちも熊太郎の家族皆殺しじゃい、だよ黙れよ寅吉うぜぇーーーだった。語尾にこんな伸ばし棒三つも付けないよ、よっぽど苛ついたんだね、自分、と後年思い出すかもしれない。全く思い出さないかもしれない。と言うのも、自分には全くもって合わない作品だったからで、それが残念な所。結構目を引くド派手な赤のダブルカバーと推薦文に興味を持って購入した訳だけれど。あぁ、合わなかった。まぁ、でも自分が本屋で手に取った本が面白いか面白くないか、というある種の博奕を健全な形で出来るのはリアル書店の良い所。熊太郎的観念でいくと、今回は負けたが次こそは勝つ。いける。自分の勘を信じろ、を実感した。買って読む、ってのが博奕な感じだよね、的な。変に本の評価を調べても合う合わないはある。だから、人間って面白い。ちょっと何言いたいのかよく分からん状態。熊太郎に多少は影響されたのかな?文庫本とはいえ、この厚さは中々の読み応えでした。ありがとうございました。
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