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白き旅立ち 新潮文庫
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白き旅立ち 新潮文庫

渡辺淳一(著者)

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白き旅立ち 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1979/05/25
JAN 9784101176048

白き旅立ち

¥220

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

日本で初めて自ら腑分…

日本で初めて自ら腑分けを志願した遊女、美幾の物語。その強く、鮮やかな生き様に感銘を受けました。

文庫OFF

2018/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆元医師が、医師らしい視点と着眼点で描く幕末期の遊女の生涯。彼女は、ある点で国内史上初の存在であるが、それは一体…◆  幕末から維新時にかけて、蘭癖武士と交情を交わした遊女・美幾女が、後に結核を患い、志願解剖に至るまでの人生航路を描く小説。  国内史上初の志願解剖について、元医師である著者が描いていることから、本作は単なる遊女の生き様を描くだけに止まっていない。  江戸時代における医学の発展や、あるいは後世の医学生の研鑽のための解剖の意義に触れる件は、らしいところである。  また、史実かどうかは判然としないが、遊女として彫らされた入れ墨を判り難くする医学的方法を、描き叙述する点も同様だ。  後の、男女の生々しい交情しか描かなくなったのとは雲泥の差であることは間違いない。

Posted by ブクログ

2013/04/16

宇都宮鉱之進という男はおもしろい男だ。 化学、砲術など 技術的な専門とする男だ。 それが 江戸から明治の動乱期に生きた。 美幾女という解剖志願第1号という女性を 支点として描く。 美幾女は、人間らしい表情をもたぬ女性であった。 それが鉱之進 長安という人間に会うことによって ...

宇都宮鉱之進という男はおもしろい男だ。 化学、砲術など 技術的な専門とする男だ。 それが 江戸から明治の動乱期に生きた。 美幾女という解剖志願第1号という女性を 支点として描く。 美幾女は、人間らしい表情をもたぬ女性であった。 それが鉱之進 長安という人間に会うことによって 激しく変化していく。 ひたむきに生きる人間にたいしての憧憬。恋ばく。 腑分け という重大なことに対しても、 いとも簡単に乗り越えることができた。 

Posted by ブクログ

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