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ことばと発達 岩波新書289
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1985/01/21 |
JAN | 9784004202899 |
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ことばと発達
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ことばと発達
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
子どもの言葉の発達についてのバイブル第二弾。幼児期に獲得する一次的言葉と児童期に獲得していく二次的言葉についての分析。二次的言葉は小学校にはいると途端に必要となる、皆の前で発表するときだったり、文章だったりのいわゆる「公的な言葉」ととらえました。そして確かにその後の人生では、も...
子どもの言葉の発達についてのバイブル第二弾。幼児期に獲得する一次的言葉と児童期に獲得していく二次的言葉についての分析。二次的言葉は小学校にはいると途端に必要となる、皆の前で発表するときだったり、文章だったりのいわゆる「公的な言葉」ととらえました。そして確かにその後の人生では、もちろん日常では一次的言葉を用いているけれど、学校生活から社会人にいたるまで、二次的言葉とずっとつきあっていくことになる。そのことをあまり意識したことがなかったのではっとさせられた。児童期の子どもは突然、二次的言葉と向き合うことになり、習得までの困難が著しい。こうしたことがいわゆる小1プロブレムにもつながっていたかもしれないし、その後の学力低下とも関係しているのかも知れない。内言から書き言葉、スピーチの言葉への発展という部分も興味深かった。また日常語である一次的言葉が二次的言葉の下に置かれている(方言と標準語関係)話も言語学者としての洞察に興味をもった。
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進歩主義に囚われることなく、相互的、一体的に言葉をとらえていくことで、人間の繋がりがより深まるのだろう。
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岡本夏木『子どもとことば』では、「一次的なことば」の習得に重点をおいていたが、この書物は社会的な言葉としての「二次的なことば」の習得に重点を置く。いろいろとまなぶことはあるが、後半はすこし話がまばらになる。
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