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日本語の個性 中公新書433
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1976/05/25 |
JAN | 9784121004338 |
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日本語の個性
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
著者がしばしば日本語を擬人化的に表現していたのが面白い。日本語は厚着する言語。 エッセイ風に語っているものをまとめたものなので読みやすかった。あとがきにある通り好きなとこらから読んでもいい。ただ「刺戟」など古い漢字が出てくるので戸惑うところが多く、その度に調べていたので読むのに時...
著者がしばしば日本語を擬人化的に表現していたのが面白い。日本語は厚着する言語。 エッセイ風に語っているものをまとめたものなので読みやすかった。あとがきにある通り好きなとこらから読んでもいい。ただ「刺戟」など古い漢字が出てくるので戸惑うところが多く、その度に調べていたので読むのに時間がかかった。 初版が1976年なので話題が古かったりジェンダー観で「ん?」となるところもあるけど、日本語の本質については数十年で変わるものではないので、読んでいて納得する部分が多い。日本語について改めて向き合ってみなければなと思わされる。 (以下、好きな部分の抜粋) 翻訳は国境を越える言葉の旅である/文化とは必要なムダにほかならない/雑談は言葉によるスキンシップ/すべての言語活動には伝達したい内容がなくてはならないように考える向きがふえているが、何もとくに伝えたいことがあるのではなく、相手と人間関係を結び、それを保つのに話すことが必要だという場合が実に多いのである。/何しろ、日本は、文字の社会である。大事なことは何でも書く。約束でも人札とる。口だけでは信用しない。本を読むのは勉強だというが、人の話を聞いてもそうはいわない。耳学問というのは本を読まなければ学問にならないという常識から生まれたことばだ。
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日本語をめぐる様々な話題を扱ったエッセイ集です。 日本語は、話しことばと書きことばとの落差が大きく、対談をまとめるときに苦労した話や、講演で聴衆がすこしも笑ってくれず、いたたまれない気持ちになった話など、著者の外山氏自身の体験談を織り込みながら、現代の日本語の性格について自由に...
日本語をめぐる様々な話題を扱ったエッセイ集です。 日本語は、話しことばと書きことばとの落差が大きく、対談をまとめるときに苦労した話や、講演で聴衆がすこしも笑ってくれず、いたたまれない気持ちになった話など、著者の外山氏自身の体験談を織り込みながら、現代の日本語の性格について自由に語っています。また、日本語の国際化に向けての提言もなされています。 われわれが日常使っている日本語について考えなおすきっかけをあたえてくれる本だと感じました。平明でユーモアもある文章で綴られており、さすが日本語をテーマにしたエッセイを多く刊行している著者だけのことはあると感服しました。
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[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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