
- 中古
- 書籍
- 新書
- 1226-24-00
人間にとって科学とはなにか 中公新書132

定価 ¥726
550円 定価より176円(24%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1967/05/25 |
JAN | 9784121001320 |
- 書籍
- 新書
人間にとって科学とはなにか
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人間にとって科学とはなにか
¥550
在庫なし
商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
湯川秀樹と梅棹忠夫の「人間にとって科学とはなにか」という論題について対談集。湯川はいわずと知れた、ノーベル賞受賞物理学者。梅棹(うめさお)は、生態学者、民俗学者。湯川のいった「道の道とすべきは常の道にあらず」が、心に残る。湯川は、「古典を勉強したことが、物理学を修めることに大変役...
湯川秀樹と梅棹忠夫の「人間にとって科学とはなにか」という論題について対談集。湯川はいわずと知れた、ノーベル賞受賞物理学者。梅棹(うめさお)は、生態学者、民俗学者。湯川のいった「道の道とすべきは常の道にあらず」が、心に残る。湯川は、「古典を勉強したことが、物理学を修めることに大変役に立った」と言ったことがあったと記憶しているが、さらっと老子の言葉が出てくるあたり、この言はうそではないらしい。本の内容は、論題が論題だけに行き場の無い議論となっており、座談会の域をでないと思う。が、さすがに論客が一流だけに随所に慧眼と思わせる意見あり。
Posted by
読書録「人間にとって科学とはなにか」4 著者 湯川秀樹、梅棹忠夫 出版 中公新書 p77より引用 “それで人生に目的がなければ人生が成り立 たんかというたら、そんなことないんで す。人生に目的なんかなくたって生きてゆけ ますよ。ただ目的が出て来たときに、生き方 が変わるという...
読書録「人間にとって科学とはなにか」4 著者 湯川秀樹、梅棹忠夫 出版 中公新書 p77より引用 “それで人生に目的がなければ人生が成り立 たんかというたら、そんなことないんで す。人生に目的なんかなくたって生きてゆけ ますよ。ただ目的が出て来たときに、生き方 が変わるということはありますね。” 目次から抜粋引用 “現代科学の性格と状況 科学における認識と方法 科学と価値体系 科学とヒューマニズム 科学の未来” 日本を代表する科学者二人による、科学と 人間との関わりについての対談集。 当時の科学の状況についてから未来につい てまで、示唆に富む話が展開されています。 上記の引用は、価値体系について語り合わ れた章での一節。 朝起きて、なんの予定もなくしたいことも無 い日は、殆どを寝て過ごしてしまったりしま す。もちろん、いつでもきちきちに予定を詰 めてあっても、息苦しいでしょうが、ほどほ どに自分で予定を作ったほうが、寝て過ごす 時間は減るかもしれませんね。 普段必死に働いている人は、休みの日はずっ と寝ているのは、身体を休めるのが目的なの でいいと思います。 科学の専門用語が乱れ飛ぶような、難しい ものではないので、気軽に読めるのではない でしょうか。賢い人の考えていることの、 端っこが見えるようで楽しい一冊です。 ーーーーー
Posted by
湯川と梅棹による対談。 重要で興味深い論点をたくさん示してくださった。 二人の思想的な対話を追う中でみえてきたことは「科学って、よくわからない」ということ。 そうした高度な対話であるのにもかかわらず、いろんなことを感じさせてくれた(気になっている)のは、二人の頭のクリアさと、対談...
湯川と梅棹による対談。 重要で興味深い論点をたくさん示してくださった。 二人の思想的な対話を追う中でみえてきたことは「科学って、よくわからない」ということ。 そうした高度な対話であるのにもかかわらず、いろんなことを感じさせてくれた(気になっている)のは、二人の頭のクリアさと、対談というスタイルゆえだったのかもしれないな、と思う。いずれ、面白い本だった。 一応、いくつか気になったことを(ごく一部だけ)抽出しておくと、 「われは仮説をつくらず」「人間を取り込んだ自然のダイナミックス」「"納得"させる術としての、科学あるいは他の方法について」「舞台裏における、イメージ的思想」「科学としての固有の価値体系」「科学のムダ・未完結性と、宗教」「知の衝動・知的好奇心」「人間のための科学?(人間中心主義?)」…
Posted by