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風の歌を聴け
定価 ¥1,650
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1979/07/25 |
| JAN | 9784061163676 |
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風の歌を聴け
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商品レビュー
3.7
74件のお客様レビュー
2026.9.2 再読。 全ての感情を伝えるわけじゃなくただ相手のそばにいる、という人間関係に憧れる。なんでもかんでも口にしてしまう私には絶対に構築できない… 夏の終わりの寂しさが刺さる。 冷えた白ワインが飲みたくなる。
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- ネタバレ
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特に起伏がある感じでもないけど、主人公たちの感じることが心に響いていく感じ。なんて言っていいのかわからないけど、余韻が残るいい作品ですね(笑)会話もいい感じで読みやすかった。村上春樹はあまり読んだこと無いけどもう少し読んでみたくなりました。
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村上春樹の「風の歌を聴け」を読み返した。大学生以来だったと思う。 この作品には1970年という時代の変わり目、あるいは激動の60年代を生き延びた者が抱える都会的な虚無感を捉えたような手触りがあり、そしてそれは精密なプロットやキャラクター造形があってこそのものではなく、場面やシチ...
村上春樹の「風の歌を聴け」を読み返した。大学生以来だったと思う。 この作品には1970年という時代の変わり目、あるいは激動の60年代を生き延びた者が抱える都会的な虚無感を捉えたような手触りがあり、そしてそれは精密なプロットやキャラクター造形があってこそのものではなく、場面やシチュエーションは最少限で人間関係も僕と鼠、そしてジェイ、女たちというこじんまりとしたものである。もしかすると村上春樹自身も、ポストモダン的な鋭い批判者的な自らの視点から逃れるために勢いに任せた人間関係を土台に、ときにハートフィールドという虚構を持ち込むことで強引に小説として仕立て上げたところがあるのではないかと感じた。 というのも、この小説は視覚的な情景描写が最小限に抑えられ、一見するとほとんど噛み合っていない、どこに行き着くのかわからない会話やドラマが根底にあり、これをどうしても小説にしなければならなかったという情念のようなものを感じるからなのだが。それは冒頭にある「書くこと」についての導入、小説家を志望する鼠という存在に落とし込まれているように感じた。ある種平板で、思わせぶりな叙述やさまざまな消費社会的な記号を一枚捲ると虚無が広がっているようなところも、私のこうした見方を強めるところであった。 正直、読んでいて面白いとは思わなかったが、時代の変わり目にあって自らの厳しい批評の目からなんとか逃れようとする若い作家自身の情念に強く惹かれるところがあった。
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