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自己組織化と進化の論理 宇宙を貫く複雑系の法則 ちくま学芸文庫
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自己組織化と進化の論理 宇宙を貫く複雑系の法則 ちくま学芸文庫

スチュアートカウフマン【著】, 米沢富美子【監訳】

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自己組織化と進化の論理 宇宙を貫く複雑系の法則 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/02/10
JAN 9784480091246

自己組織化と進化の論理

¥660

商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/11/28

動的な化学反応の集積である生命がどのように秩序を保っているのか不思議だった。遺伝子は設計図にはなるだろうが、肉付けの説明にはならない。そこでこの本に出会った。 まだ定式化されていない試論的な内容ではあるが、多様性が閾値を超えたときに自己組織化現象が創発するという説明はとても魅力的...

動的な化学反応の集積である生命がどのように秩序を保っているのか不思議だった。遺伝子は設計図にはなるだろうが、肉付けの説明にはならない。そこでこの本に出会った。 まだ定式化されていない試論的な内容ではあるが、多様性が閾値を超えたときに自己組織化現象が創発するという説明はとても魅力的だった。そして、化学反応スープから細胞が生まれるだけでなく、細胞から多細胞生物、生物から生態系、さらに生物や生態系の共進化までが説明でき、同様に技術発展や経済などの社会システムの理解にまで援用できると言う。夢が膨らむ一方である。 この本が刊行されたのは20世紀末とのことで、2024年の今、自己組織化の理論がどのような立ち位置にいるのか、非常に気になる。

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2022/05/21

2021.11.30 この本を読み終えて、自分の世界に対する解像度が一段階上がった様な感覚を持った。 人間が存在するのは、自然淘汰の結果であり偶然であるのではなく、自己組織化というもう一つの側面が機能しているから。 これは、コペルニクス的転回だ。 章を追うごとに、数学的方法で一つ...

2021.11.30 この本を読み終えて、自分の世界に対する解像度が一段階上がった様な感覚を持った。 人間が存在するのは、自然淘汰の結果であり偶然であるのではなく、自己組織化というもう一つの側面が機能しているから。 これは、コペルニクス的転回だ。 章を追うごとに、数学的方法で一つ一つ丁寧に証明されていく自己組織化の論理。数学の楽しさも思い出した。

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2020/08/20

1076夜『自己組織化と進化の論理』スチュアート・カウフマン|松岡正剛の千夜千冊 https://1000ya.isis.ne.jp/1076.html 徐々に突然変異が蓄積するという一般的なダーウィン進化論の理解への反論、進化論への補足。 化学の触媒についての考察から反応が...

1076夜『自己組織化と進化の論理』スチュアート・カウフマン|松岡正剛の千夜千冊 https://1000ya.isis.ne.jp/1076.html 徐々に突然変異が蓄積するという一般的なダーウィン進化論の理解への反論、進化論への補足。 化学の触媒についての考察から反応が急速に進むことがあるという予想は刺激的だし発想として応用範囲が広そう。 しかしこれがより複雑な生物学的な話に適用できるかは示されていない?環境との共進化の話もよくわからなかった。

Posted by ブクログ