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テニスボーイの憂鬱
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1985/03/25 |
JAN | 9784087725179 |
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テニスボーイの憂鬱
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
若い頃は理解できない内容も多かったですが、歳とともに面白いと思える小説です。 時代の変化にあまり左右されない価値観のように思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「何か言ってよ」 本井可奈子は強く言った。 「あたしと青木さんと奥さんと子供の関係について、何か、言いなさいよ」 「順番だ」 そう言って、テニスボーイは自分でもびっくりした。どこから順番という言葉が出てきたのかわからなかった ============================== 村上龍の小説はほとんど読んだ。 それでも、数年後にまた読むと細かな描写がとても繊細に描かれているのに気づかされる。 文章を書くとき、作家ならそんなのは当たり前だ、と思われるかもしれない。でも言葉が紙にはまる感じ。まるでジグソーパズルを悩まないでどんどんと埋めていくような、そんな鮮やかさを感じる。 何といっても驚くのが、テニスの描写だ。 読んでいると、やったこともないテニスをやりたくなる。思わずスイングしてしまう。 同著の『愛と幻想のファシズム』の政治・経済の描写がとても豊富だったことを思い出した。 小説の裏表紙には「105円」と値札が貼ってある。 すげえな。105円の上下巻210円で、間違いなく人生変わってるよ、おれは。
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バブル前の、日本経済にまだ未来が広がっていた時代の小金持ち青年実業家の自分の人生の実現を問う、あるいは人生の意味を問う小説。高度成長と共に、テニス→スキー→ゴルフと日本の個人のスポーツが発展していった時代(今の中国。 スキーは別にして)、小金を得て、テニスとモデルとリゾート高級ホ...
バブル前の、日本経済にまだ未来が広がっていた時代の小金持ち青年実業家の自分の人生の実現を問う、あるいは人生の意味を問う小説。高度成長と共に、テニス→スキー→ゴルフと日本の個人のスポーツが発展していった時代(今の中国。 スキーは別にして)、小金を得て、テニスとモデルとリゾート高級ホテル(当時羨望の川奈ホテルかプリンスがモデル)が手に入れば人生は満たされるのか、あるいはそれが人生の目的なのか、ということを聞いている小説。
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