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無実(下) ゴマ文庫
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無実(下) ゴマ文庫

ジョングリシャム【著】, 白石朗【監訳】

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無実(下) ゴマ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゴマブックス
発売年月日 2008/03/10
JAN 9784777150380

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商品レビュー

3.3

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2022/01/16

近所の住人が凶悪犯として捕まったらどうだろう? 有罪となるもじつは冤罪で刑務所から戻ってくる。 はたして私は何事もなかったかのように涼しい顔で それからの日常を何事もなく割り切れるだろうか? 冤罪は誰にでも起こり得ること。 濡れ衣を着せられる側としても、 濡れ衣を〝着せる〟側と...

近所の住人が凶悪犯として捕まったらどうだろう? 有罪となるもじつは冤罪で刑務所から戻ってくる。 はたして私は何事もなかったかのように涼しい顔で それからの日常を何事もなく割り切れるだろうか? 冤罪は誰にでも起こり得ること。 濡れ衣を着せられる側としても、 濡れ衣を〝着せる〟側としても。 日本の裁判員制度は2009年5月21日に始まり、選ばれる確率は0.01%程度。基本的に辞退できない。 対象は〝重大〟事件。有罪か無罪か、有罪ならどんな刑にするかを検討し、決定する。死刑も、ある。 「間違えました」では到底済まされない、 とてもとても深い傷が多方面に残されて、 それがいつまでも消えることなく、残る。 ジョン・グリシャム、 最初で最後のノンフィクション。

Posted by ブクログ

2020/01/04

フィクション作家のジョン・グリシャムが新聞の記事を気づいて是非ノンフィクションとして作品にしたいと思った事件。えん罪が作られる構造とそれが正されない構造、そしてでもえん罪として正しく審理が必要と声をあげる人の存在が描かれている。 意図的かもしれないが、えん罪として疑われてしまう...

フィクション作家のジョン・グリシャムが新聞の記事を気づいて是非ノンフィクションとして作品にしたいと思った事件。えん罪が作られる構造とそれが正されない構造、そしてでもえん罪として正しく審理が必要と声をあげる人の存在が描かれている。 意図的かもしれないが、えん罪として疑われてしまうかもしれないふるまいについても延々と述べられている。夢ばかり追いかけて現実を受け入れず、酒と薬におぼれているロン・ウィリアムについてはよいように描かれているポイントは全くない。また全面的に支え続けるのが家族であれば、なんとなく中途半端な扱いになってしまうのもまた家族である。 しかし、酷いのは検察であり、裁判所であり、弁護士である。これは一部なのかもしれないが、大多数なのかもしれない。一度疑いがもたれてしまったら疑い先行で証拠あるいは権力をもっている力に逆らう、あるいは真実を認めさせる、あるいは誤りを認めさせるのは本当に難しい。敢えてその手法で記載されているのかもしれないが、ここまで杜撰であるにもかかわらずここに至ってしまうのは、単なる問題として片づけることのできない人間の闇をみてしまったようだ。 翻って日本はどうか?警察の正義とえん罪の恐怖をどのように見極めていくか、あるいは世論、裁判員としてどのように向き合っていくのか?これは作品の世界の話にはとどまらない私たちがまさに直面している世界なのだ。

Posted by ブクログ

2015/05/07

読了。心からロン・ウィリアムスとデニス・フリッツの両名が無実となりよかったと思う。しかしロンの肝硬変による死はなんと劇的なのだろう。彼にとって死は最後の安らぎだったのだろうか。それにつけても彼らのために戦った法律家の勇気と精神に賛辞を送りたい。

Posted by ブクログ

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