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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2008/02/01 |
JAN | 9784037500702 |
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神の守り人(下)
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神の守り人(下)
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商品レビュー
4.2
30件のお客様レビュー
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「ーでも、他人をあっさり見捨てるやつは、自分も他人からあっさり見捨てられるからね。」 名言でた!しかもこんな端的な名言。いや、今までもたくさんいいセリフ、あったんだけど、メモをするのももどかしく、先へ先へ進んでいた。でも、なぜかこのセリフは今の私にささった!野獣のような闘争心を持つバルサが、結局、誰よりも人間的に温かいのは、こういう考えを持っているからなんだ、とすっと心にささった。 シハナ、なかなかの戦略家。シハナとアスラは昔から関係があったとは・・・。 シハナの罠にはまるバルサ。この戦いもすざまじい。上巻からサルが気になっていたので、おぉ、やっと出てきたか、と。傷を負ったバルサの元にタンダが駆けつけてくれてどんなにほっとしたか。 シハナのロタ王国を思う気持ちは熱く、一見筋が通っているように感じる。が、やはり極端な考えはどこか危うい。王弟イーハンが賢明な判断をしたのに、そこを仕者であるシハナが覆してはいけないなぁ。シハナの考えに一瞬こちらまで説得させられそうになってしまった。そうか、そうか、シハナもいいやつだったんだな、と。単純。 この上下巻にわたる「神の守り人」では、ロタ王国に、偶然にしては大きすぎるたくさんの波が押し寄せる。スファルの思惑とシハナの思惑が違うことに加え、南部の大領主たちの思惑、北部の氏族の思惑、そして王家の思惑。さらにさらに異界ノユークからの神の再来・・・。それぞれの立場の者が、どのように自分の信念にそって立ち回るのか。とても興味深く読めた。中でも、アスラは最後、自分の意思で行動したことが素晴らしかった。 アスラが目覚めること。そして、「絶対的な神の力」に頼るのではなく、「対話」を通して国を治めていく、というロタ王国が平和に繁栄していくこと。これらを願うような気持ちで読み終えた。
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重すぎる運命を背負ってしまったアスラ。葛藤の末、人を殺さずに神をその身に封じ込める決断をしたアスラに、よかったと思う気持ちと、まだ12歳の少女なのにそんな決断をしなければならなかった運命を悲しく思う。バルサはずっとアスラに幼い頃の自分を重ねていて、自分のような人生を歩んでほしくない気持ちはもちろん、同じような境遇の子に救われてほしかったという気持ちもあると思う。 トリーシアは自分のような、石ころのように運命に弄ばれる人生を送ってほしくなくて、アスラをサーダ・タルハマヤにしたがったけど、その結果、アスラは運命にもてあそばれてしまったのはとても皮肉だ。 チキサがずっと優しくてとてもいいお兄ちゃんだった。そんなチキサがアスラを死なせた方がいいんじゃないかと言い出して、アスラもつらいけれど同じくらいチキサもつらかったのが伝わってきた。 最後アスラは目を覚まし始めていたと思う。どこか違う国で穏やかに過ごして欲しい。
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2021.02.07.読了 バルサは益々素敵な人になっていく。 アスラをどこまでも守ったバルサ 目覚めないアスラに 生きていていいもと思えるようになるまで長くかかるかもしれないけど、目覚めるようささやくバルサ
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