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日本語をさかのぼる 岩波新書
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日本語をさかのぼる 岩波新書

大野晋(著者)

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日本語をさかのぼる 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1993/12/06
JAN 9784004120926

日本語をさかのぼる

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商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2024/11/10

大野晋著『日本語をさかのぼる (岩波新書)』(岩波書店) 1974.11発行 2020.6.27読了  本書の窮極的目標は、文字が生まれる以前の日本語の姿を明らかにすることである。つまり、漢字以前のヤマトコトバを炙り出すことにある。もちろんヤマトコトバは、現在も訓によって漢字の...

大野晋著『日本語をさかのぼる (岩波新書)』(岩波書店) 1974.11発行 2020.6.27読了  本書の窮極的目標は、文字が生まれる以前の日本語の姿を明らかにすることである。つまり、漢字以前のヤマトコトバを炙り出すことにある。もちろんヤマトコトバは、現在も訓によって漢字の中に引き継がれている。しかしながら、漢字は本来外来語であったことは否めず、ヤマトコトバの意味を鮮明に受け取るためには、まず漢字から離れなければならない。漢字を離れて語の意味を知るためには、その語が使われている用例を集めて、時系列を意識しつつも、個々の語がどのような文脈で使われているのかを知らなければならない。そして、複合語や活用、発音の変化に目を配り、もともとの語の形、「語根」に分解していかなければならない。これは単なる言語学の分野に留まるものではなく、古代の基礎語を通して我々日本人の祖先がどのような信仰、時間感覚、世界観を抱いていたのかを知れるものである。つまり、民俗学の一つのアプローチの仕方でもあるのだ。  例えば「ヒダリ(左)」は「日(ヒ)-出(イダ)-方(リ)」の意であり、上代では喜ばしい尊いものと考えられていたのではないかと説いている。してみると、「左前」が死者の死に装束として不吉なものとされたのは、上代以後ではなかろうかという推測も立ってくる。  このように語根の組み合わせで語彙を増やしていった日本人は、一体いくつの語彙を持っていたのだろうか。統計の取り方にもよるが、奈良時代から鎌倉時代まで文学14作品で見てみると、異なり語数の数量は2万3880語とのことである(p120)。著者の言によると、高校生はおよそ3万の語彙を持っているというから、ヤマトコトバは高校生以下の語彙しか持っていなかったことになる。さらに細かく調査していくと、結局のところ、語彙は、基本的な少数の語が極めて多く用いられ、あとは、使用回数の極めて少ない語が多数あって、それがその基本的な語の中に散りばめられて文表現が成立しており、それは現代文学でも変わらないということであった。このことは小説を書く上でも参考になるのではないだろうか。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001264811

Posted by ブクログ

2024/02/27

■目次 はじめに 第1部 日本語をさかのぼる ・第1章 語と事物 ・第2章 語の意味 ・第3章 語の意味は展開し変化する ・第4章 語は新しく作り出される ・第5章 語の形は変化する ・第6章 語彙の構造 ・第7章 語根 第2部 古代日本人の世界像 ・第1章 空間 ・第2章 時間...

■目次 はじめに 第1部 日本語をさかのぼる ・第1章 語と事物 ・第2章 語の意味 ・第3章 語の意味は展開し変化する ・第4章 語は新しく作り出される ・第5章 語の形は変化する ・第6章 語彙の構造 ・第7章 語根 第2部 古代日本人の世界像 ・第1章 空間 ・第2章 時間 ・第3章 信仰 おわりに——アジアと古代日本—— 補註

Posted by ブクログ

2022/06/05

絶版なのか東京の書店になく、honto系の書店の在庫検索で北海道と静岡に一冊ずつあるの発見、即買い。 最近の無駄に大学出ただけのしょうもない学者擬きが書いた本なんか書架から撤去してしまって、もっとこういう本を沢山置いて欲しい。古いからもう増刷しないとか意味が分からない。

Posted by ブクログ