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寒い国から帰ってきたスパイ ハヤカワ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1992/07/31 |
| JAN | 9784150401740 |

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寒い国から帰ってきたスパイ
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商品レビュー
3.8
62件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もう何十年も前に読んだスパイ小説の再読。やっぱり翻訳が古くて読みにくい。原書がそうなっているのかもしれないが。そして日本語に翻訳するなら、言葉遣いに気をつけて欲しい。最後の脱出方法を説明する男は背伸びをした少年の顔をしていたのに、中年のような話し方をしている。僕の読み方がおかしいのか?ところで、ジョージ・スマイリーの通りすがりの様な描写はなんだっだんだろう。すでにティンカーテイラーの出版が決まっていたのか?
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まず翻訳が古くて女性の言葉が現代と全然違う。また女性も健気で献身的で前時代的(男に都合のいい女)でもある。 冷戦時代のドイツで苛烈な英ソの情報戦が行われていたのを知ることが出来たのは良かった。 タイトルと違ってスパイ・リーマスは「帰ってこなかった」のだけど、物理的に帰って来るor来ないではなくて、ラストで女性のもとへ駆け寄る(見捨てなかった)ことで、非情で人を駒としてしか見ない冷酷な世界から、人間味のある世界へ帰って来たのだと、数日後に思い至った。
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冷戦時代、主人公である英国情報部のリーマスはベルリンに赴任していたが、東へ送り込んでいた配下のスパイが殺害されるなど作戦失敗が重なり、ロンドンに呼び戻されて閑職に左遷された挙げ句にクビになってしまうが、そこに東側から謝礼と見返りに情報提供をするよう誘いを受ける…というスパイ小説。...
冷戦時代、主人公である英国情報部のリーマスはベルリンに赴任していたが、東へ送り込んでいた配下のスパイが殺害されるなど作戦失敗が重なり、ロンドンに呼び戻されて閑職に左遷された挙げ句にクビになってしまうが、そこに東側から謝礼と見返りに情報提供をするよう誘いを受ける…というスパイ小説。 その誘いにリーマスが乗って東側へ寝返るというのが、東ドイツ情報部のムント副長官を失脚させるための英国情報部の策略だったのだが(と裏表紙の粗筋紹介に書いてある)、なんせスパイの諜報戦なもので、一筋縄ではいかないというもの。 「国の大義名分のためには個人など駒にすぎない」という東側の主義は、西欧には到底受け入れられないものだ…とは建前で言うものの、結局は英国情報部から駒として使われることになったリーマスの悲しさとやるせなさと無念さが胸を打つラストでした。
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