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女工哀史 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/04/01 |
JAN | 9784003313510 |
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女工哀史
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
近代日本の労働環境を知る目的と、有名な書籍であるので手に取った。 「哀歌」とあるとおり、紡績工場で働く女工の労働環境について、特に負の側面について記載されている。また、本産業におけるルポライターとして初期の書であり、その労働環境について社会に知らしめる役割としては多大な影響があっ...
近代日本の労働環境を知る目的と、有名な書籍であるので手に取った。 「哀歌」とあるとおり、紡績工場で働く女工の労働環境について、特に負の側面について記載されている。また、本産業におけるルポライターとして初期の書であり、その労働環境について社会に知らしめる役割としては多大な影響があっただろうと推察する。 また、当初の社会背景をある程度理解し、海外の過酷な労働者の立場、現代日本とは事情が大きく異なることを注意して読んだ。 確かに、工場から出れないとか、手紙を閲覧されるとか、病気になって実家に帰るとか、負の側面は多々あったと思われる。これらを反省し、現代の整備された労働環境がある、、と思いたいところだが、1日10時間とか12時間労働はざらにあるし、それほど改善されていないのかもしれない。 当時は、田舎の農家にとって金銭を手に入れるのは大変だったろうし、娘を売るとなると遊郭という時代のはずであり、工場の方がベターだったんだろう。教育や嫁入り修行に必要な修行もあるし、当時の社会環境では好意的な側面も大きかったのだろう。社外に出れないのは、田舎娘がお金持って都会にでれば、散財(ショッピング!)もするだろうし、悪い男にも騙されるだろうし。 いろいろと、考えさせることは多いのである。
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森崎和江の「まっくら」で明治大正の女子労働の過酷さを知り、女子労働をさらに学ぶために読んでみる。 物語ではなく、調査資料に基づく客観的論説。 これはこれで価値があるのだろうが、データの羅列にさらっと読み流す。 「わたしの『女工哀史』」を先に読んでから、これを読めばよかった!
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映画や本などで底辺で苦しむ女工のことを知ってはいたが,このようにあらゆる視点角度から詳しく書かれていて,1級の資料としてもすばらしいと思いました.工場の歌まで載っているのには驚きました.
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