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空の怪物アグイー 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1994/11/12 |
JAN | 9784101126074 |
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空の怪物アグイー
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商品レビュー
3.9
24件のお客様レビュー
相変わらず、大江健三郎さんの短編集は、どの話もダークな雰囲気の中に皮肉や人間の本質が描かれていてとても面白い。これは他の短編集に比べるとちょっと難解だったかな。 しかし、「敬老週間」はとても皮肉が込められたラストで笑っちゃうし、「スパルタ教育」「犬の世界」などは自分は大好物。「空...
相変わらず、大江健三郎さんの短編集は、どの話もダークな雰囲気の中に皮肉や人間の本質が描かれていてとても面白い。これは他の短編集に比べるとちょっと難解だったかな。 しかし、「敬老週間」はとても皮肉が込められたラストで笑っちゃうし、「スパルタ教育」「犬の世界」などは自分は大好物。「空の怪物アグイー」は長編「個人的な体験」の逆のモチーフでとても興味深かった。 大江作品は亡くなってから読み始めたけど、こうなったら全作品読破するしかないな。
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恐怖からの逃避と自己欺瞞、ここから個人的な体験に繋がるのか、すごい 街の愚連隊だった時分もかれはいかにも卑小な快楽にストイックに充足して生きていたにちがいないという気がするの。
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なかなか難解ではある。 最後の解説を読んで何となーくテーマが明らかになる。 人間の恒常的な状態は恐怖である。 現代人間の欠落した内面は、恐怖という非存在によって埋められる。→恐怖の発見と、その恐怖からの逃亡の拒否(という矛盾)によって人間は成立する。 ↑ 「恐怖の前での自己欺...
なかなか難解ではある。 最後の解説を読んで何となーくテーマが明らかになる。 人間の恒常的な状態は恐怖である。 現代人間の欠落した内面は、恐怖という非存在によって埋められる。→恐怖の発見と、その恐怖からの逃亡の拒否(という矛盾)によって人間は成立する。 ↑ 「恐怖の前での自己欺瞞」 が全体のテーマとして描かれているらしい。
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