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バベル-17 ハヤカワ文庫
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バベル-17 ハヤカワ文庫

サミュエル・R.ディレイニー(著者), 岡部宏之(訳者)

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バベル-17 ハヤカワ文庫

定価 ¥704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1998/03/15
JAN 9784150102487

バベル-17

¥660

商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2020/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書は、1967年にネビュラ賞を受賞したサミュエル・R・ディレーニのSF(スペースオペラ)。 インベーダーからの攻撃を受ける際に傍受される謎の通信<バベル-17>。この通信が言語であると解釈した詩人・リドラ・ウォンは、<バベル-17>を解明するため、軍のバックアップを受けて宇宙船や(個性豊かな)船員を揃え、次の攻撃予想地点へ旅立つが、インベーダーによる見えざる攻撃に翻弄される――――。謎の通信<バベル-17>の正体とはいったい? で、結論はと言うと、<バベル-17>とは、兵器開発者であるヴェル・ドルコ男爵が開発したスパイ用人造人間(どちらかというとデザイナーズチャイルドか)TW-55型と、それらを制御するために人体改造された男爵の息子・ナイルズ(=ブッチャー)を、インベーダーが兵器として逆利用するために開発した妨害・撹乱通信であった・・・多分。。。(仕組みとしては、思考回路にパラドックスを引き起こさせる命令を送り、更には"私"という概念をなくすことで、パラドックスに陥った際の自省機能を抑え込んで機能不全に至らしめるというもの・・・多分。。。) スペースオペラと言われているように、物語の解釈を楽しむというより、テキストから情景を思い浮かべて楽しむ作品と感じた。特に、リドラと供にする船員らは半獣であったり、霊体であったりと個性豊かな面々が揃っており、彼らが宇宙船を駆って冒険する姿を思い浮かべている時間が一番楽しかったように思う。(なんとなくイメージしたのは「スペースコブラ」の世界。)

Posted by ブクログ

2014/12/22

スペース・オペラにしては難解    表紙   6点中西 信行 展開   7点1977年著作 文章   5点 内容 550点 合計 568点

Posted by ブクログ

2013/06/29

「ダールグレン」のディレイニー。じつはまだちゃんと読んでなかったのでこれを機に。 表面的にはスペース・オペラだけど中身はそうじゃない感じでけっこう好きです。 フォートランとか時代を感じさせる言葉もでてくるけど、やっぱりディレイニーは頭がいい人なんだなと感じました。

Posted by ブクログ

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