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在日 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/01/17 |
JAN | 9784087462531 |
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3.6
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在日二世
在日2世である人生についての記載。両親等の1世の話も記述。自身の思想や精神的遍歴も書かれている。
岡博文
「在日」姜尚中著、集英社文庫、2008.01.25 255p ¥500 C0195 (2023.07.09読了)(2010.10.23購入)(2008.06.07/4刷) 1910年8月に朝鮮半島は、日本に併合され朝鮮半島の人たちは、日本人となりました。日本が太平洋戦争に負けた結...
「在日」姜尚中著、集英社文庫、2008.01.25 255p ¥500 C0195 (2023.07.09読了)(2010.10.23購入)(2008.06.07/4刷) 1910年8月に朝鮮半島は、日本に併合され朝鮮半島の人たちは、日本人となりました。日本が太平洋戦争に負けた結果、朝鮮半島の人たちは独立を取り戻しました。喜びもつかの間、北はソ連の支配下にはいり、金日成のもとに北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)となりました。南は、韓国(大韓民国)となり軍事政権が続きました。 日本に住んでいた朝鮮半島出身の人たちは、分裂国家となった朝鮮半島にもどるに戻れなくなりました。一時、夢のような社会主義の国を謳った北朝鮮に戻った人たちもいましたが、夢のようなは、偽りとわかりブームは去りました。 朝鮮半島にもどるに戻れない、または、戻る気がない人たちは、在日朝鮮人と呼ばれていましたが、北朝鮮と韓国が固定化したのに伴い、在日朝鮮人・韓国人と名乗るようになってきたので、まとめて「在日」と呼ばれるようになったようです。 希望すれば、日本人にも帰化することはできるようです。在日は、国籍が日本人ではないため就職も難しいようです。「在日」は、「再入国許可証」を持たずに「出国」すれば「再入国」の機会は絶たれてしまう。(115頁) 独逸の再統一は、平和裏に行われましたが、北朝鮮と韓国の統一が平和裏に行われる日は来るのでしょうか? 姜尚中さんは、北朝鮮と韓国の話し合いで実現する日のくることを願っています。 【目次】 プロローグ 第一章 朝鮮戦争のときに生まれて 第二章 「在日」一世の軌跡―ふたりのおじさんの人生 第三章 「尚中」が「鉄男」を捨てた夏 第四章 故郷と異郷のはざまで 第五章 父の死と天皇の死と 第六章 時代に押されるように 第七章 時代の飛沫をあびて 第八章 恩讐を抱きしめて エピローグ ●イラン革命(129頁) おびただしい犠牲の上にイランは、君主制からイスラム共和国に移行した。イスラム復興主義の下に三権分立や大統領の直接選挙、民衆の政治参加や立憲主義などが保証されることになった。だがその後、サーヴァークは、ヤガテサーヴァーマと改名されて、宗教的権威主義による恐怖政治がしかれ、宗教的純化運動と異端的な要素の摘発と排除、弾圧が展開されることになる。 (国柄による体質みたいなものがあるのでしょうか。政権が代わっても同じような仕組みがつくられて、国民の自由はなくなってしまう。) ☆関連図書(既読) 「愛国心」田原総一朗・西部邁・姜尚中著、講談社、2003.06.25 「悩む力」姜尚中著、集英社新書、2008.05.21 「夏目漱石『こころ』」姜尚中著、NHK出版、2013.04.01 「朝鮮史」梶村秀樹著、講談社現代新書、1977.10.20 「物語韓国史」金両基著、中公新書、1989.05.25 「閔妃暗殺」角田房子著、新潮文庫、1993.07.25 「韓国併合」海野福寿著、岩波新書、1995.05.22 「スカートの風」呉善花著、角川文庫、1997.02.25 「韓国併合への道」呉善花著、文春新書、2000.01.20 「韓国」渡辺利夫著、講談社現代新書、1986.10.20 「謎の独裁者・金正日」佐々淳行著、文春文庫、1999.02.10 「朝鮮戦争」神谷不二著、中公文庫、1990.03.10 「朝鮮戦争」萩原遼著、文春文庫、1997.06.10 「ソウルと平壌」萩原遼著、文春文庫、1998.10.10 「朝鮮と私 旅のノート」萩原遼著、文春文庫、2000.04.10 「北朝鮮に消えた友と私の物語」萩原遼著、文春文庫、2001.05.10 「拉致と核と餓死の国 北朝鮮」萩原遼著、文春新書、2003.03.20 「友情」西部邁著、新潮社、2005.04.20 「韓国からの通信」T.K生著、岩波新書、1974.08.20 「続・韓国からの通信」T.K生著、岩波新書、1975.07.21 「第三・韓国からの通信」T.K生著、岩波新書、1977.10.20 「軍政と受難」T.K.生著、岩波新書、1980.09.22 (「BOOK」データベースより) 一九五〇年、朝鮮戦争が始まった年にわたしは生まれた。なぜ父母の国は分断されたのか。なぜ自分たちは「みすぼらしい」のか。「在日」と「祖国」、ふたつの問題を内奥に抱えながら青年期を迎えたわたしは、日本名「永野鉄男」を捨て「姜尚中」を名乗る決意をした。在日二世として生きてきた半生を振り返り、歴史が強いた苛酷な人生を歩んだ在日一世への想いを綴った初の自伝。文庫化にあたり大幅に加筆。
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在日2世として生きる著者が、1世である両親の世代の苦しみや、ある程度日本の中で安定した生活を始めた自らの世代のアイデンティティの葛藤などを、世界のさまざまな政治の動きや、自身のドイツ留学、モスクワ見聞などと合わせて語る。2004年の本だが、北朝鮮のミサイル発射が繰り返される昨今、...
在日2世として生きる著者が、1世である両親の世代の苦しみや、ある程度日本の中で安定した生活を始めた自らの世代のアイデンティティの葛藤などを、世界のさまざまな政治の動きや、自身のドイツ留学、モスクワ見聞などと合わせて語る。2004年の本だが、北朝鮮のミサイル発射が繰り返される昨今、著者が語る南北統一への夢、その難しさは残念ながら今もそのままの状態で読める。 北朝鮮問題が大きくなる時の在日バッシングを例にとるまでもなく、生まれた国、国籍を持つ地、両親のルーツがある国を離れて生きると、多かれ少なかれ似たような危機感を持つことがままある。背負いたくない「国」を嫌が応にも背負ってしまうからだろう。加えてかつての植民地支配という負の要素が横たわる日韓関係のはざまで、しかもその国に根を張って生きる2世という立場の複雑さは想像に難くない。欧州の移民2世とほぼ同じだ。
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