商品詳細
内容紹介 | 1936年、二・二六事件が発生した日、一人の画家が密室で殺された。そこには彼の遺書があり「6人の処女から星座に従って肉体各部を切り取り、完璧な肉体を持つ新しい人体を合成する」という猟奇的な内容が。その後、行方不明だった6人の女性のバラバラ死体が発見される。はたして新しい人体は作られたのか?また犯人は誰なのか?占星術殺人と名付けられ迷宮入りした難解な事件に、約40年後、御手洗潔が挑む!奇想天外の構想、トリックの妙でミステリーファンを感嘆させた鬼才・島田荘司のデビュー作であり、人気名探偵・御手洗潔の初登場作。【改訂完全版】 |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/01/10 |
JAN | 9784061825710 |
- 書籍
- 新書
占星術殺人事件
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占星術殺人事件
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商品レビュー
3.7
60件のお客様レビュー
とにかく読みづらい。 ひとことでいうなら、読者に優しくない書き方。 結末まで読めば、まぁよく考えられたトリックだと思わなくは無いが、ややこしくするために100ページ以上を使って状況説明をしている。 登場人物も多すぎて覚えられないし、御手洗と石岡の口調も似ている上に、二人の役どこ...
とにかく読みづらい。 ひとことでいうなら、読者に優しくない書き方。 結末まで読めば、まぁよく考えられたトリックだと思わなくは無いが、ややこしくするために100ページ以上を使って状況説明をしている。 登場人物も多すぎて覚えられないし、御手洗と石岡の口調も似ている上に、二人の役どころも判然としていないため、どっちが喋っているのか分からなくなる。 ミステリー小説として絶賛されているため、なんとか読んでおきたいというモチベーションで、流しつつ最後まで終わらせた。 無理に読まなくてもいいかもしれない。
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人の記憶というのは不思議なメカニズムを持っていると思うんです まぁ、そもそも記憶というものは忘れるためにあると言っても過言ではなく、特に私のように生まれ持った容量が小さい者には次から次へと忘れていかないと、むしろ新しいことを覚えられないのではと感じるのですが、どうやら忘れるとい...
人の記憶というのは不思議なメカニズムを持っていると思うんです まぁ、そもそも記憶というものは忘れるためにあると言っても過言ではなく、特に私のように生まれ持った容量が小さい者には次から次へと忘れていかないと、むしろ新しいことを覚えられないのではと感じるのですが、どうやら忘れるというのは消えてなくなるということではないらしくふとした拍子、きっかけによって鮮明に蘇ってくるということも珍しいことではないようです 本作『占星術殺人事件』の冒頭にある第一の犠牲者、梅沢平吉の手記でデーモン(悪魔)のことをデモンと表記されているのを目にして、面白いように鮮明に思い出しました あ〜読んだことあるわ しかも今回はトリックも思い出しました いや思い出しちゃいました それでも! とんでもなく面白かったです 推理小説ってこういうのを言うんやな〜ってすごく思いました なにしろよく出来てる 探偵御手洗潔やワトソン役のイラストレーター石岡和己のキャラや関係性からして完璧です これはもう人類がなんか変な方向に進化しちゃわない限り残るわ なんかグニャグニャする方向とか ポキポキする方向とか そんなことでもない限り残る作品だわ ただ、安心してはいけません! いつ何時、誰の身にもポキポキは起こりうるのです! 明日が必ず今日と同じようにやってくるとは限らないのです! 明日が常にあると見くびるな! 今すぐ読むべし!!
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綾辻行人作品の解説で名前が出てきたので、御手洗潔シリーズを読んでみようと思って借りてみた。 設定が細かくて、何座とか緯度と経度とか、家族関係とか、死体がどこで見つかったかとか、トリックとか、こちらでは考えるのを放棄して、ただただ読み勧めた。 最初は手記や、過去の事件の解説を喋...
綾辻行人作品の解説で名前が出てきたので、御手洗潔シリーズを読んでみようと思って借りてみた。 設定が細かくて、何座とか緯度と経度とか、家族関係とか、死体がどこで見つかったかとか、トリックとか、こちらでは考えるのを放棄して、ただただ読み勧めた。 最初は手記や、過去の事件の解説を喋るという動きのない話だったけれど、後半からは勢いづいた印象。 考えを放棄した私だけど、2番めの一枝殺しだけは、夜寝しなに正解が降りてきた。 でも、作者からの《挑戦》には全然応えられてないのだけど。 それから、これがデビュー作といのにも驚いた。 それほど、好きな作風ではないのだけど、また他の作品も読んでみようと思う。
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