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おとなの味
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2008/01/10 |
JAN | 9784582833843 |
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おとなの味
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
「おとなになってよかったことはなんですか」と聞かれたら、「鮎のおいしさを知ったこと」と応えるそうです(^-^) 平松洋子さんの「おとなの味」(2008.1)、味わい深いエッセイです! フードジャーナリスト、エッセイストの平松さん、面目躍如といったところでしょうか~。こんなにも「い...
「おとなになってよかったことはなんですか」と聞かれたら、「鮎のおいしさを知ったこと」と応えるそうです(^-^) 平松洋子さんの「おとなの味」(2008.1)、味わい深いエッセイです! フードジャーナリスト、エッセイストの平松さん、面目躍如といったところでしょうか~。こんなにも「いろいろな味」があるとは、驚き桃の木山椒の木です(^-^) もうしわけない味、熟れた味、泣ける味、残る味、ひとりの味、春先の味、待つ味、憎らしい味、歳月の味、再会の味・・・etc 立ち呑みを好む人は自分をもてなすのがうまいとかw
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人生を、その瞬間瞬間を、自分の感情までも愉しむ。待ち遠しくて焦る気持ちまでも愉しめるのはさすが大人。 語彙が豊富な文章から、著者の心も豊かななんだろうなと感じる。 2014.06.21
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泣ける味、待つ味、吸う味、消える味…新たな味覚を求めて東奔西走、記憶を手繰り寄せて忘れられない味に再会し、見慣れた食材もいつもと違う扱い方で別の味を開花させる。次々に味覚を切り開く至福の味わい帖。 食卓のいつもの味から珍味まで、著者の食への好奇心と探究心が溢れんばかりに注ぎ込ま...
泣ける味、待つ味、吸う味、消える味…新たな味覚を求めて東奔西走、記憶を手繰り寄せて忘れられない味に再会し、見慣れた食材もいつもと違う扱い方で別の味を開花させる。次々に味覚を切り開く至福の味わい帖。 食卓のいつもの味から珍味まで、著者の食への好奇心と探究心が溢れんばかりに注ぎ込まれた、食べることが好きな人間にはたまらない一冊。 登場する味覚とエピソードの数々もさることながら、綴られた言葉が美しい。巧みな日本語で繊細に描写された味は、脳で文字から味覚に変換されて舌に強く訴えかけてくる。読みながら「食べたい!」と何度身悶えしてしまったことか。いつもの如く図書館で借りた本ではあるが、これは購入して手元に置いておこうと思う。いつでも様々な味と美しい言葉に触れられるように。 おとなになって良かったのは、酒肴を嗜めるようになったこと。10代の頃と比べて確実に味覚の幅が広がっている。これからも新しい味覚との出会いを重ねていくのだろう。そんな愉しみが増えていくのであれば、年をとるのも悪くないと思う。
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