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太宰治 ちくま日本文学008
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太宰治 ちくま日本文学008

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太宰治 ちくま日本文学008

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/01/11
JAN 9784480425089

太宰治

¥440

商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2025/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

男性目線と女性目線で随分印象が変わる。 女生徒もヴィヨンの妻も好き。 男性目線の作品たち、内省的であるくせに(?)他者に妙に厳しい目を向けているところがあまり得意ではなくて、これが私の太宰作品への苦手意識なのかも……。 他にも読んでみないことには分からないけどね。

Posted by ブクログ

2024/11/19

 何十年ぶりかの太宰治…実は「女生徒」(既読か否かの記憶も曖昧)が目的でした。本当は、太宰得意の女性告白体小説14篇を収録した角川文庫版(カバーがオシャレ!)を狙いましたが、残念ながら近隣図書館になく、こちらを借りました。  ちくま日本文学(文庫全30巻)版は、短編17篇が初期か...

 何十年ぶりかの太宰治…実は「女生徒」(既読か否かの記憶も曖昧)が目的でした。本当は、太宰得意の女性告白体小説14篇を収録した角川文庫版(カバーがオシャレ!)を狙いましたが、残念ながら近隣図書館になく、こちらを借りました。  ちくま日本文学(文庫全30巻)版は、短編17篇が初期から晩年まで満遍なく収録され、角川文庫版との重複は3篇でした。  個人的な太宰の印象は、奔放な女性関係や陰鬱さが思い浮かびますが、本短編集からは、人間の弱さや業のような印象以上に、ユーモアと皮肉が混在する読みやすい小編が多かった気がします。初期の昔語りのような空想物語も独特の読後感でした。あちこちに希死念慮を感じさせる描写があるのも事実ですが…。  「女生徒」は85年前(太宰中期)の作品です。当時の大宰の愛読者・有明淑から送付された日記を題材にした、14歳の少女の独白体小説です。起床から就寝までの一日が、瑞々しく繊細な筆致で表現されています。  思春期特有の、世の中や自分の醜い部分への嫌悪、美しいものや自分を高揚させるものへの憧れの心情を中心に、自意識の揺れ動きが、読点の多用や言葉の遣い方とともに、見事に描かれていると感じました。  女性の社会的地位が低いのは、当時も今もあまり変わらない面が多々ある気がします。戦中時代の当時、女性目線で女性が抱える葛藤を描くことは、低俗・軟弱という解釈以上に、世の中へ一石を投じる意義があったような気がします。  太宰作品を辿り直す気も究める気もないのですが、「女生徒」の元ネタとされる「有明淑の日記」は書籍化されていないものの、青森県立近代文学館で冊子体で販売しているそう…。  (内容がどの程度引用されたのかは知りませんが)この日記の存在が、作品の評価を二分することになったとか、語り口は別物とか…。でも、その日記が太宰の女語りへ何らかの影響を与えたのは事実なんでしょうね。

Posted by ブクログ

2022/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黄金風景 最後に感じられる敗北と許しが印象的な本。お景は心の底ではどう思っているのか。いい記憶として残っているのか、忘れたのか。これは主人公にとっていいことで、そうでなければならないというのが性格が出ていて面白い

Posted by ブクログ