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マイ・ドリーム バラク・オバマ自伝

バラクオバマ【著】, 白倉三紀子, 木内裕也【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2007/12/13
JAN 9784478003626

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商品レビュー

4.4

16件のお客様レビュー

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2024/01/16

ミシェル夫人の伝記を読んでオバマ氏にも興味がわき読んでみた。もちろん大統領就任時はとてもインパクトがあったが、ミシェル夫人の側から見たオバマ氏というのがなんだかとてもかわいらしく見えたのだった。 本を出すきっかけは、ハーバードロースクールで「ハーバードローレビュー」誌の黒人初の...

ミシェル夫人の伝記を読んでオバマ氏にも興味がわき読んでみた。もちろん大統領就任時はとてもインパクトがあったが、ミシェル夫人の側から見たオバマ氏というのがなんだかとてもかわいらしく見えたのだった。 本を出すきっかけは、ハーバードロースクールで「ハーバードローレビュー」誌の黒人初の編集長になると、出版社から本を出す依頼が来て、出版社から前渡金を受けて執筆にとりかかった。卒業後1年で書き上げるつもりが、なかなか書けず結婚後数年経ち、結局母親がバリ島に部屋を借り、そこで書き上げた。ミシェル氏の伝記だと、「え~っ、そんな契約してたのあなた」という感じである。 最初は、人種問題について独自の視点を述べよう、そこに自身の個人的な逸話も入れて、としているうちに時間が経った。そうして出来上がったものは、私の内なる旅の記録、父を追い求め、アフリカ系アメリカ人としての人生に現実的な意味を求めた青年の心の旅である、とまえがきにある。 ロースクールのインターンとしてミシェル氏の勤める法律事務所に現れたオバマ氏は、もう出来上がっていて完璧な人間だった、と記している。そして頭の中の許容力がとてつもなくて何でも覚えてしまうらしいのだ、と優秀なミシェル夫人をして驚きの言葉が記されている。そして人種の壁をも超越しているように映った。ミシェル夫人の本では、ハワイで育ったりしたせいでミシェル夫人のような貧しい黒人コミュニティ育ちではないからそれほどの軋轢はなかったのかな、という印象も受けた。 だが、幼少時から、まさにミシェル夫人と出会う直前までが記されたこの本では、「真っ黒な父と、真っ白な母」、不在の父、母や母の祖父母が語る父の思い出話との間で、一体自分は誰なのか? と自問し苦悩する姿が描かれていた。 そして大学を卒業し、シカゴでのコミュニティーワーカーを経て、父の地ケニアに行き大勢の親族と出会い、自己の足場ができたように見える。 ハワイでの幼少時、母の再婚に伴い6歳でインドネシアに渡っての生活、5年生でハワイに戻り今度は祖父母との生活、カリフォルニアとニューヨークでの大学時代、卒業後シカゴでのコミュニティ・ワーカー時代、そしてハーバード・ロースクールに行く決意と、ケニアへの旅が記される。 高校生の頃、銀行に勤める祖母が普段はバスで行くのに祖父に車で送って行ってと祖父と口論している。ならボクが送るよ、というと祖父はそういう事ではないんだ、という。祖母はバス停で目の前に立った黒人男性が怖かった、というのだ。祖父はそれに怒っていた。 これはミシェル氏が大学の寮で同室の白人女性の母親が大学に言って娘を別室に移動させた、という事とは異なる。ミシェル氏は確固たる黒人だけの家族とコミュニティがバックにある。が、オバマ氏は、黒と白とで自身の中で分断されているのだ。ニューヨークへのコロンビア大学への編入もすぐ近くに黒人街のある所に住める、という理由があったとある。 しかしオバマ氏はやっぱり親族の愛を目いっぱい受けていたと感じる。バス停口論での祖父の愛。そしてケニアでも異母兄弟たちも叔母たちも、とても会いたかった、と受け入れてくれる。 オバマ氏が父と接したのは、10歳の時に1か月だけハワイに滞在した期間。でもその時小学校の先生がケニアに行った事もある人で、父を教室に呼んで皆の前で話をするようにした、というのだ。それを聞いて目の前が真っ暗になったオバマ少年だが、話が終わるとクラスメイトからは、「きみのお父さんてすごいんだね」と言われる。 オバマ氏の父は優秀だったが、ケニアに帰国後は政府の仕事をしていたが歯に衣着せぬ物言いで、仕事を干され経済的にも困った時期があったようだ。親族の希望の星だったようだ。が、強引でもあり、最後のケニア行きの場面では、姉は父のことを「あのオヤジ」と呼び、「超えるべき存在」だったのかな、強烈な存在感があった人なのかな、と感じた。 6歳でハワイからインドネシアに行く時、羽田経由で日本に3日滞在し、鎌倉の大仏を見て、山の中の湖を走るフェリーで抹茶アイスを食べた、とある。 1995年に発表され、2004年に再版。読んだのは2004年版。2つの前書きがある。 1995発表 2007.12.13第1刷 2008.12.12第6刷 図書館 「アメリカン・ビュー」(アメリカ大使館公式マガジン)にバラク・オバマの半生の記事 父との写真あり。10才の時にハワイに来て1か月過ごした時の写真だと思われる。 https://amview.japan.usembassy.gov/barack-obama/

Posted by ブクログ

2022/10/21

オバマ氏の生い立ちからシカゴでコミュニティ・オーガナイザーになるまでの青春時代の本。 ケニアに父親の親族を訪ねていき、アイデンティティを探る旅でもある。 極めて現代的なアメリカ人であるオバマ氏のルーツが、どこか複雑でありながらリラックスしたものであることが理解できる。

Posted by ブクログ

2013/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オバマさんが上院議員になるまでの自伝 面白かった。 正直、オバマさんがどんな人なのか、なーにも知らんかったけど一気に知ってる人感出て勝手に親近感。 複雑な人種、家庭環境でアイデンティティ追求が困難に満ちてる。 それでもエネルギーに変えて進んだら今や大統領になったって自伝のその後を思って凄いなあと。 物事の真髄を見極めようといつも真剣にことに当たり、追求を諦めない人という感じかな? We can change がノッチのネタではなくやっと響く言葉に。 よっぽどの人だと思うけど、それでも一筋縄ではいかない政治の世界は恐ろしいところだ。 自伝って面白いジャンルなのでは?と思った次第。 先住民と西洋の軋轢がどの大陸でも私の気になるポイントだったけど、今の世界により大きいインパクトを与えてるっていう観点ではアフリカと西洋なんだなあと。 あと飛んだ感想だけどハワイ、いいところだなあと。 オバマさんが何というか世を拗ねた人にならずにすんだのは学生時代を過ごしたハワイの環境が大きそうだと理解した。 父方の故郷ケニアでの親戚巡りの時の話も興味深かった。 半分登った黄色い太陽だっけ?ナイジェリアの事を書いた本とまるでおんなじ世界。 オバマさんのは完全にノンフィクションだからよりリアルにアフリカの空気感感じた。 マグレブ以南、全く未踏の地のまま旅はしなくなって落ち着いちゃったけど、行ってみたいなあー、、、

Posted by ブクログ

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