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日本語の奇跡 「アイウエオ」と「いろは」の発明 新潮新書
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日本語の奇跡 「アイウエオ」と「いろは」の発明 新潮新書

山口謠司【著】

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日本語の奇跡 「アイウエオ」と「いろは」の発明 新潮新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2007/12/20
JAN 9784106102448

日本語の奇跡

¥220

商品レビュー

3.1

14件のお客様レビュー

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2024/08/31

日本語の子音のルーツを知りたくて読んでみました。 その点に関して言えば、芯を食った本ではなかったのですが、読んでいて、面白い本ではありました。 ただ、内容の信憑性が今一つな印象を受けました。 これまで積み上げられてきた学問的な知見に基づいての著述、というよりは、「自分はこう考え...

日本語の子音のルーツを知りたくて読んでみました。 その点に関して言えば、芯を食った本ではなかったのですが、読んでいて、面白い本ではありました。 ただ、内容の信憑性が今一つな印象を受けました。 これまで積み上げられてきた学問的な知見に基づいての著述、というよりは、「自分はこう考えます」が目立つように見えたためです。 また、「自分はこう考えます」の論拠も希薄な印象を受けました。 その一方で、過去の研究者による研究の内容については、信用してもよいように思いました。 とりあえず、現在使用されている五十音図が、思っていた以上に新しいものであること(学校教育現場では、戦後になって使われ始めたこと)は驚きました。 また、現在の五十音図に至るまでの過程に触れることができたのは収穫でした。 本書の内容について、「日本語の奇跡」は感じませんでしたが、「日本語の軌跡」を考える上では、有用な本だと思います。

Posted by ブクログ

2021/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 序章   「ひらがな」と「かたかな」 第1章  国家とは言葉である 第2章  淵源としてのサンスクリット語 第3章  万葉仮名の独創性 第4章  『万葉集』が読めなくなってしまった 第5章  空海が唐で学んできたこと 第6章  「いろは」の誕生 第7章  仮名はいかにして生まれたのか 第8章  明覚、加賀で五十音図を発明する 第9章  藤原定家と仮名遣い 第10章  さすが、宣長! 終章   素晴らしい日本語の世界 <内容> 日本語の表記の話。ルーツはサンスクリット語にあり、「いろは」から「あいうえお」になっていったのもそこにつながるという。小冊子なので、”ゐ””ゑ””を”の消えていった過程の話はさりげなくしか書いていないが、江戸時代には読めなくなっていたとか、それを本居宣長が解明していった話(解明するためにさまざまな本を校訂していった話は想像するにすさまじいが)とか、空海の話(お経がらみはよくわからなかった)とか、歴史と国語には密接な関係があるんだと、今更ながら納得!

Posted by ブクログ

2014/10/24

卒論用参考文献(仮) サンスクリット語を漢字であてた経験が万葉仮名の発明に繋がった、という点が興味深い。50音表の成立も中々。 日本の言語文化は外の文化との相互作用でより深められていったのだと感じる。

Posted by ブクログ

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