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篦棒な人々 戦後サブカルチャー偉人伝 河出文庫

竹熊健太郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2007/12/20
JAN 9784309408804

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篦棒な人々

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商品レビュー

4.2

18件のお客様レビュー

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2023/09/08

戦後の大衆文化に大きな足跡をのこした四人の人物をインタヴューしている本です。 本書でとりあげられているのは、マルチ・プロデューサーの康芳夫、挿絵画家の石原豪人、『月光仮面』の原作者である川内康範、そして前衛芸術家の「ダダカン」こと糸井貫二です。編集長の赤田祐一の尽力によって、雑...

戦後の大衆文化に大きな足跡をのこした四人の人物をインタヴューしている本です。 本書でとりあげられているのは、マルチ・プロデューサーの康芳夫、挿絵画家の石原豪人、『月光仮面』の原作者である川内康範、そして前衛芸術家の「ダダカン」こと糸井貫二です。編集長の赤田祐一の尽力によって、雑誌『クイック・ジャパン』(太田出版)で連載されることになった記事をまとめたもので、戦後の文化史の興味深い一端が明らかにされています。 康芳夫は、沼昭三の『家畜人ヤプー』の出版を実現する一方、テレビの世界での仕掛け人として活動していました。川内康範も、テレビの世界で生きた文化人ですが、民族運動家としての顔をもつとともに、アナーキストの竹中労とも親しく交流した人物です。彼らの「鵺」的な人物像は、「思想」という観点から切り込むことはむずかしく、著者のようなサブカルチャーに造詣の深い著述家が正面からぶつかっていくことで、その人物像の一端が見えてくるのかもしれません。 「ダダカン」は、読売アンデパンダン展にも登場する前衛芸術家で、その活動内容は赤瀬川原平の著書でも紹介されていますが、あまりにも世間的な常識を超えた活動と、その頑なな取材拒否のスタンスのために、やはり「思想」や「美術批評」の対象になりがたい人物で、著者がインタヴューの実現にこぎつけるまでの経緯も紹介されて、読み物としておもしろい内容です。そしてその素顔は、やはりというべきか、シャイな人柄を感じさせるものでした。

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2019/01/10

インタビューによる評伝集 20世紀後半文化史の一面 サブカルチャーという言葉の定義はあいまいだが本作にはこの表現がふさわしい

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2018/08/04

康芳夫〈こう・よしお〉、石原豪人〈いしはら・ごうじん〉、川内康範〈かわうち・こうはん〉、糸井貫二〈いとい・かんじ〉のインタビュー集である。竹熊の作戦勝ちともいうべき内容で、「謀(はかりごと)を帷幄(いあく)の中に運(めぐ)らし勝つことを千里の外(ほか)に決す」(漢書)意気込みすら...

康芳夫〈こう・よしお〉、石原豪人〈いしはら・ごうじん〉、川内康範〈かわうち・こうはん〉、糸井貫二〈いとい・かんじ〉のインタビュー集である。竹熊の作戦勝ちともいうべき内容で、「謀(はかりごと)を帷幄(いあく)の中に運(めぐ)らし勝つことを千里の外(ほか)に決す」(漢書)意気込みすら窺える(笑)。 https://sessendo.blogspot.com/2018/08/blog-post_32.html

Posted by ブクログ

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