商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
シリーズ第2巻もたっぷりとした余韻に。 副題のように、今回は恋がテーマ。 国芳のむすめ、とりの恋もそうだが、国芳が愛してやまない心の師匠葛飾北斎との縁も。 北斎が愛したが、その愛ゆえに道をはずす孫、仁三郎。 その仁三郎の背中に紋紋の刺青の下絵を書いたのが国芳。 それがゆえに、北...
シリーズ第2巻もたっぷりとした余韻に。 副題のように、今回は恋がテーマ。 国芳のむすめ、とりの恋もそうだが、国芳が愛してやまない心の師匠葛飾北斎との縁も。 北斎が愛したが、その愛ゆえに道をはずす孫、仁三郎。 その仁三郎の背中に紋紋の刺青の下絵を書いたのが国芳。 それがゆえに、北斎は国芳を遠ざける。 遠山の金さんと幼馴染という国芳の縁も。
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国芳一門のシリーズ二巻。 男には惚れても、一緒になりたい男には手が届かなくてもどかしい、女っ気というよりは男勝りの江戸っ子気質は親父譲りの国芳の娘、登鯉。 うちの娘を武家にやれるかと息巻いていた国芳だったが、最近はやけに登鯉の縁談を気にするようになってきた。 というのも...
国芳一門のシリーズ二巻。 男には惚れても、一緒になりたい男には手が届かなくてもどかしい、女っ気というよりは男勝りの江戸っ子気質は親父譲りの国芳の娘、登鯉。 うちの娘を武家にやれるかと息巻いていた国芳だったが、最近はやけに登鯉の縁談を気にするようになってきた。 というのも、北斎の家に訪問し、北斎の娘お栄を見て以来この調子だ。 お栄は親と同様に絵で生きていたが、すでに生き遅れの女になり、国芳はお栄に登鯉の行末を見たのだろう。 登鯉を誰かに嫁がせようとする国芳一門に対して、登鯉は苛立ちを隠せない。 北斎の娘、お栄と国芳の娘、登鯉が揃って屋根上からの火事場見物してるところが面白い。 江戸末期は北斎、国芳、国貞、広重の爛熟期の浮世絵師たちが、揃って下町に住んでいた時代だ。 そんな浮世絵師たち、江戸っ子たちの交流があったのかもしれない。
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登鯉ちゃん、おきゃんだなあ、やっぱり可愛いなあ。 すぐ寝ちゃう登鯉ちゃん、侍を好きになっちゃう登鯉ちゃん、寂しさと強がりの登鯉ちゃん。 お玉ちゃんの話も切なかったし、お栄さんもいぶし銀で良い。 女性にばかり目が行くのは、私の問題か著者の問題か、それともキャラクターの賜物か?
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