小さくても強い会社になるための“できる人"を育てるチーム改善のすすめ 成功へと導く5原則・5ステップ・9ストーリー・9ツール

小林久貴【著】

• 販売会社／発売会社: 日本規格協会
• 発売年月日: 2007/11/20
• JAN: 9784542501720

商品レビュー

2012/04/13

本日ご紹介する本は、

単に改善のみを目的とした活動ではなく、
自ら考え,自ら行動できる人を育成するための、
チーム改善活動である『TK活動』を提案しています。

ＴＫとは、チーム改善、体質強化、強い会社　の略です。

内容は、活動の５原則、５ステップ、９ストーリー、９ツール
と体系的にまとめられていて、
ＴＫ活動の実際の事例集もたくさん掲載されていますので
より分かりやすい内容になっています。

ポイントは
「継続」

活動の目的は人材育成にありますので、
活動の中断は避けます。
むりなときでも細く長く続けること。
長い目でみて、短い時間でもいいから
定期的に継続して行うことが大切です。

「仕事＝作業＋改善」

仕事は作業だけをこなせばいいのではなく、
改善もして仕事をしたことになる。

世間の技術が進歩していく中で、
日々の改善をしていかないと、
どんどん仕事が複雑になり
やることが増える一方です。

「整理・整頓」

すべての改善は、整理・整頓から。
どんな仕事でも、インプットとアウトプットが
必要です。
インプットするもの、アウトプットするもの
が整理･整頓されていないと必ず効率が悪くなります。

「プロセスを見る」

結果だけでなく、プロセスを見ることが大切。
プロセスが見えないと、やるべきことをやった結果なのか
やるべきことをやっていない結果なのかわかりません。

結果だけしか見ていないと、問題点が見えない場合があります。

改善の必要性は感じているけれども
なかなかできていないという方は
”やってみよう”というきっかけになる良い本です。
ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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小さな会社に必要なこと＝自ら考え、自ら行動する人材を育てること
作業だけでなく改善をして、仕事をしたことになる
チームによる改善活動をたゆまなく実行していけば、PDCAを回すことを改善しながら学べる
TK活動＝とにかく、短い時間でもいいから定期的に継続して行うことが大切
すべての改善は、整理・整頓から始まります
「活動シート」＝発表の時には活動シートをそのまま使う
「活動ボード」＝TK活動の実施状況を見えるようにする
休止は絶対にさける＝むりなときでも細く長く続けること
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◆目次◆
第1章 小さな会社の現状
第2章 TK活動とは
第3章 TK活動5原則
第4章 TK活動5ステップ
第5章 TK活動9ストーリー
第6章 TK活動9ツール
第7章 人づくりで大切なこと
第8章 TK活動事例集
第9章 より良い理解のためのQ&A
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/e8a02096773e9db3.png