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幸田文 1904-1990 ちくま日本文学005
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/11/22 |
JAN | 9784480425058 |
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
擬態語の独特な感じ、文の小気味よさ 言葉の無駄のなさ、見て見てよく見ることからくる鋭い観察•洞察 目に浮かぶ描写
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自伝的短編小説&随筆集。 幸田露伴という偉大な父への深い敬愛の気持ちが全編にわたって溢れている。なんなら若干食傷気味になるくらい。 文学史にも出てくるような幸田文の代表作は意外にも収録されていないのだけれど、本の後半全体を占める『みそっかす』が特に秀逸。作者の幼少期を綴った随筆で...
自伝的短編小説&随筆集。 幸田露伴という偉大な父への深い敬愛の気持ちが全編にわたって溢れている。なんなら若干食傷気味になるくらい。 文学史にも出てくるような幸田文の代表作は意外にも収録されていないのだけれど、本の後半全体を占める『みそっかす』が特に秀逸。作者の幼少期を綴った随筆で、歯切れの良い文章が利かん気の強い子供だったであろう作者の姿を生き生きと想像させてくれる。むかーし、国語の試験にこの作品から「父・露伴に毎朝百人一首を暗唱させられる」くだりが出題されていて、試験なのに引き込まれた思い出が…。 続編があるようなので探して読んでみようかな。
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子供の頃の気持ちをこんなに覚えていて、書けるというのは、子供冥利に尽きる。 日々の生活から、木や緑や、雨風の匂いがするような文章だった。 安野光雅さんの解説も面白い。
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