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少女売買 インドに売られたネパールの少女たち
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少女売買 インドに売られたネパールの少女たち

長谷川まり子【著】

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少女売買 インドに売られたネパールの少女たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2007/11/24
JAN 9784334975296

少女売買

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商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

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2017/02/05

同じ地球上で、同じ現代を生きているのに、何で彼女たちはこんな目に合わなければいけないのか。 男尊女卑、貧困、宗教、歴史が絡み合ってこんな現実となっている。 この本を読んでから、いつも彼女たちのことが頭の隅から離れなくなりました。 私もこれから生きて行く上で、微弱ですがアクシ...

同じ地球上で、同じ現代を生きているのに、何で彼女たちはこんな目に合わなければいけないのか。 男尊女卑、貧困、宗教、歴史が絡み合ってこんな現実となっている。 この本を読んでから、いつも彼女たちのことが頭の隅から離れなくなりました。 私もこれから生きて行く上で、微弱ですがアクションを起こしていこうと思っています。

Posted by ブクログ

2011/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何故男は女を金で買い、女は金で買われるのか。 長年来の僕の疑問だった。 本書ではインドに売られたネパール人少女たちの実態を通してその事が説明されている。 特に情報を持つ、トラフィッカー(売春斡旋業者)と情報を持たない少女たち(及びその家族)の情報格差が売春の大きな要因となっている現状は悲惨だ。 人々に情報を提供するメディアが貧困層に対しては少なくとも機能していないのだろう。 もちろんメディアだけでなく、教育の問題も。識字率一桁の村が多数存在している。 インドの貧しさの一旦が売春宿に寄せられていて、そのしわ寄せが少女たちにきている。 このような事例はインドだけではなく世界の各地で行われている。 人々の豊かな生活が少女たちの犠牲の元成り立っていると思うと、僕の生活の豊さ自体を疑いたくもなる。 頭をガツンと殴られたような一節がある。 筆者が売春宿から救出された少女たちを保護しているNGOに足を運んでいた時のことだ。 当初は筆者を警戒していた少女たちも筆者との交流を通じて次第に打ち解けていく。 そして筆者が日本に帰る日がやってきた。 その際筆者に少女たちが「私たちの事、忘れないでくださいね」と抱き着いてきたという。 そこで筆者は感じたそうだ。 少女たちは保護された団体で、基本的な衣食住と教育の機会を提供されている。また、スタッフは彼女たちに精一杯の愛情を与えようとしている。 しかしそれらも全て保護されている少女たち皆で分け合わなくてはならないものだ。 誰一人として、自分だけに注がれる愛を持ち得ていない、と。 僕自身は両親から面倒に感じるくらい愛情を与えてもらってきたと感じている。 それが故、自分だけに愛情を注いでほしいなんて思った事も無かった。 未だリアリティは無いけれども、子供たちには愛情が必要なのだ。それも自分だけに向けられる愛情が。 多くの場合その役割は親が担っているのだろう。 むしろ親以外がその役割を担う事には相当な覚悟がいる。 それだけでもこの問題の深刻さがうかがえる。 先月の日本での震災でも多くの子どもたちが家族を失った。 彼らは親戚の家や施設や、今まで一緒に暮らしていた家族とは違う人々と暮らしていく事になるのかもしれない。 そこで「保護されて良かったね。」という話にはならない。 震災の傷というものは僕には想像しか出来ない。 けれども、愛してくれる人、愛している人がいなくなる事がいかに大変な事か。 子ども達にとって本当の意味で大変なのはきっとこれからだ。 彼らに愛情を感じられるような日常が再び戻ってくるよう、僕に何が出来るか考えていきたい。

Posted by ブクログ

2011/03/24

フリーライターにして、人身売買や少女売買の廃絶を提唱する国際協力NGOラリグラス・ジャパン代表の長谷川まり子さんの著作。 インドに売られるネパール人少女の実情や、それに関わった筆者のボランティア経験が綴られています。何人かの少女に焦点を当て彼女たちの人生を追うとともに、筆者が潜...

フリーライターにして、人身売買や少女売買の廃絶を提唱する国際協力NGOラリグラス・ジャパン代表の長谷川まり子さんの著作。 インドに売られるネパール人少女の実情や、それに関わった筆者のボランティア経験が綴られています。何人かの少女に焦点を当て彼女たちの人生を追うとともに、筆者が潜入取材した売春宿内部の事情についても触れられています。 ジャーナリズムに徹しておらず、筆者がライターになったきっかけや筆者自身の心情の吐露が描かれていて、自叙伝的な意味合いもあるところが特徴かと思います。そのせいかジャーナリズム本としては不十分のように感じてしまいました。 ですが現地の悲惨な実情には衝撃を受けました。難しいことを考えるよりも感情に訴えかけてくるタイプの本だと思います。 日本人が開発に関わることの難しさについて筆者なりの見解も描かれています。役に立つかどうかはわからないけど国際協力の在り方がわからなくなったら読んでみたらどうでしょう。

Posted by ブクログ

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