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ヒトラーのはじめたゲーム
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2007/11/20 |
JAN | 9784751522042 |
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ヒトラーのはじめたゲーム
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商品レビュー
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15件のお客様レビュー
ポーランドのユダヤ人収容所を経験したジャックの手記(インタビュー?)と、ジャーナリストである著者が、ジャックの手記を解説するように情景や時代背景など描写するパート。この2つのパートが交互に書かれます。 という説明はどこにもないのですが、多分そうなんだと思います。 当時子供だった...
ポーランドのユダヤ人収容所を経験したジャックの手記(インタビュー?)と、ジャーナリストである著者が、ジャックの手記を解説するように情景や時代背景など描写するパート。この2つのパートが交互に書かれます。 という説明はどこにもないのですが、多分そうなんだと思います。 当時子供だったジャックは、ホロコーストに入ったことも「ヒトラーのはじめたゲーム」、生き延びて家族に会うというゴールのために懸命に生きる姿が描かれます。一歩間違えば、この手記が残ることはなかったのだと思うと心が痛い。
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ヒトラー政権下のポーランド、ユダヤ人の少年ジャックが、家族とも引き離されて過酷な収容所に収用され、どのように生き抜いたか。ユダヤ人を迫害することは「ヒトラーが始めたゲーム」。くよくよと考えるのではなく、この中で、どう勝ち抜くか、生き抜くことができるのか、とジャックは考え続ける。 ...
ヒトラー政権下のポーランド、ユダヤ人の少年ジャックが、家族とも引き離されて過酷な収容所に収用され、どのように生き抜いたか。ユダヤ人を迫害することは「ヒトラーが始めたゲーム」。くよくよと考えるのではなく、この中で、どう勝ち抜くか、生き抜くことができるのか、とジャックは考え続ける。 「憎しみは、なにも生み出さず、何の役にも立たない。自分のエネルギーを消耗させるだけなのだ。」 その思いに達するのは、究極の状況だったからこそだ。 民族浄化、ジェノサイドは、実は今も起こっている。次が「自分」とならないように、過去のこと、特殊なことと思わず、この事例から学び続けなければならない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・ホロコーストでの体験を書き記したもの ・文章から描かれる現場の詳細さから、 囚人になった主人公の姿や、出てくる食事、 ガス室で死を待つ親子の様子が想像できてしまう。 ・体調がなかなか回復しない患者に、注射を打つ医者。特効薬や、鎮痛剤などではなく…という場面の臨場感に、思わず呼吸が浅くなった。 ・「毎朝、目がさめると、すでに飢えていた。」 どんな状態にされた、だとか、労働が鬼畜すぎるという内容よりも、衝撃的な一文だった。 続く、「わたしたちは食べ物のこと以外なにも考えることも、話すこともできなくなっていました」 人間の生存欲求というものが、身体を支配している。野生の姿に変わったような、獣が喋っているみたいな文章だった。 ・身近な人や、ものに対する尊さに気づくいい本だった。世界平和の為に、とか規模の大きいことは出来ないが、いつも食べるご飯の味とか、大事な人との連絡の頻度、インターネットに費やす時間とかに疑問を持つようになった。
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