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エンドロールまであと、

壁井ユカコ【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2007/11/16
JAN 9784093862035

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商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2026/03/05

これは中学のときに図書館で見つけて好きすぎてもっかい読みたいと思ったけどずっと図書館で見つけられなくて大学のときアマゾンで文庫版買った 小指ぐらいのファンタジー混じった切ない恋愛好きすぎね

Posted by ブクログ

2025/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生、高校生、社会人になる直前の今。 本の虫の祖母が読んでいた本を手に取った日から、結果的にではあるけれど成長する毎に読んでいる本。 恋する2人は結ばれるべきだという"キレイなハッピーエンド"を求めていた小学5、6年生の頃の自分にとって、結末は納得のいくものではなかった。 高校生になると、世の中のことが少し分かってきて、自分の考えも持つようになる。血縁者に性愛を感じるという状況に、そこはかとない気持ち悪さを感じていたと思う。同時に、自分と同じように普通に歳を重ねた左馬之介が、それに気づいてしまった時の絶望が分かるようになった。 22年生きて、学んで、考えて、感じて、もっと色々なことが分かるようになった。体制への反抗心、夢や希望と現実との間で揺れ動く気持ち、親の期待、恋心、友を思う気持ち。まともに愛情など受けられない環境で、常に傍にいた感覚を共有する存在を愛することの自然さ。それが本当に性愛だったとしても、親愛や家族愛の取り違いなのだとしても…。 しがらみだらけの田舎で生きていく少年少女が、自由な世界に飛び出すのは簡単なことではないと今はわかる。飛び出した先が本当に自由なのかどうか、幸せになれるかどうか、そんなことも分からない。だってたとえ窮屈な環境だったとしても、映画を撮る4人はとてもキラキラしていたし、余命だなんだと言われながら右布子はちゃんと生きていた。西丸先生を恨めしく思っていたけど、今は大人としては正しいのだと思っている。少しだけ大人に近づいていた左馬之介は、幼いままの右布子と違い、きちんとその事に気づいていた。現実が見えている左馬之介と、夢物語の中にいるような右布子。望んだ結果にならないと知ってしまったとき、より辛いのはどちらだろうかと考えてしまう。比較することではないけれど。 「この家じゃなければ、あるいは」という読者も、きっと左馬之介も抱いていたであろう希望が、最後の最後に否定されるのが1番辛かった。どうせ命尽きてしまうのなら、最期にそんなこと知らなくったっていいじゃないか……。現実から逃げない左馬之介というキャラクター。あわよくば人生を全うして欲しかった。そのままで幸せになるのが無理筋だとわかっていても、やっぱり、読んでいると幸せになって欲しいと願ってしまう。左馬之介の人生を背負うことになった3人にどうか、幸あれ。

Posted by ブクログ

2021/09/07

ふたりの血は繋がってませんでした。姉弟ではありません。めでたしめでたしが絶対ありえない一卵性双生児のふたり。 田舎の旧家に美形の男女の双子っていう設定がツボでした。支配者然とした祖母がいるのもまたなんともいい! ちょっと不思議なことが物語の描写として入ってることが多い作者さんです...

ふたりの血は繋がってませんでした。姉弟ではありません。めでたしめでたしが絶対ありえない一卵性双生児のふたり。 田舎の旧家に美形の男女の双子っていう設定がツボでした。支配者然とした祖母がいるのもまたなんともいい! ちょっと不思議なことが物語の描写として入ってることが多い作者さんですが、なぜか物語から浮かずに納得してしまうのは、説得力のある描写が上手いからなんでしょう。 特にティーンのもやもやや葛藤を書くのがうまいです。思わず共感してしまう。 わりとくどく、すっきりとした文体ではないのですが、読ませる力があるので、気がつくとどっぷりその世界観にハマっています。 ぜったいに出口の見つからない恋の“正解”が左馬之助がいなくなることとはなんとも切なく、結果的に右布子の自立につながったというのは皮肉でした。 左馬之助が誰にも手が届かなくなって安堵する右布子はどこか病的ではあるのですが(それがまたこの作者さんっぽい)、彼女が前を向いて終わっているので、読後感は悪くありませんでした。 西丸くん、ぜひともがんばれ!

Posted by ブクログ