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旗本夫人が見た江戸のたそがれ 井関隆子のエスプリ日記 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/11/20 |
JAN | 9784166606061 |
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旗本夫人が見た江戸のたそがれ
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
江戸時代随一の才女、井関隆子の天保11年から15年までの日記。天保11年は西暦1840年すでに幕末である。 天保時代の出来事には、7年大飢饉発生、8年大塩平八郎の乱・モリソン号事件、10年蛮社の獄、12年天保の改革、また老中の水野忠邦は14年に罷免されるなど幕府の威信が大きく揺れ...
江戸時代随一の才女、井関隆子の天保11年から15年までの日記。天保11年は西暦1840年すでに幕末である。 天保時代の出来事には、7年大飢饉発生、8年大塩平八郎の乱・モリソン号事件、10年蛮社の獄、12年天保の改革、また老中の水野忠邦は14年に罷免されるなど幕府の威信が大きく揺れ始めた頃である。 8年に大御所第十一代将軍家斉が死去、あとを家慶が嗣ぐ。12年には6歳の家定が京都の—光格天皇の娘とも言われる—公家の娘と結婚する。この御台所のあとに篤姫が嫁ぐことになるが、それは日記には出てこない。 15年には大奥からの出火で江戸城本丸が全焼し、多くの女性が犠牲者となる。 こういう社会情勢の中、九段に住んでいた旗本の妻で、すでに夫をなくしていた井関隆子には、息子や孫が幕府中枢の要職—秘書室長のようなもの—についており、彼らから上記の事件についても政権内部の話を聞き取り、事細かに日記に認めている。 もともとかなりの読書家であり、紫式部を思わせる才女でもあったので、その批評眼も時代を超えて本質を衝いており、また幕府の公式記録である『徳川実紀』とは異なる真実を現代に伝えている。 批評の一端を書き留めると、 「全て世の中のものは、時の流行によって、それほどでないものも、必要以上にもてはやされ、価値のあるものでも、流行に合わなければ、ないに等しい扱いを受けるのは、昔も今も変わらない」 200年も前の文章とは思えない。 この本は、隆子の日記からエッセンスを集めて解説したものでとても読みやすいが、同一著者は隆子の日記全文を翻刻、『井関隆子日記』として上中下の3巻を前世紀に刊行している。
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2007年刊行。天保期、旗本に嫁した夫人の日記。将軍・世相・武士の下世話な物語など、江戸の実相を。同性愛の殿様、不人気(特に上知令)の忠邦などを細かく記録している。なお、家定正室は篤姫ではない(継室とのこと)
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将軍家のそば近くに仕える家族を持つ旗本夫人が残した重要な歴史資料といいえる日記を軸とした本書。 「近代の眼差し」をもち「常に冷静な判断力を失わない」武家の御夫人は、ミーハーで、涙もろく、くいしんぼで、ご近所づきあいになやみもする。今の奥様方とかわらない。とはいえ今の私では書けない...
将軍家のそば近くに仕える家族を持つ旗本夫人が残した重要な歴史資料といいえる日記を軸とした本書。 「近代の眼差し」をもち「常に冷静な判断力を失わない」武家の御夫人は、ミーハーで、涙もろく、くいしんぼで、ご近所づきあいになやみもする。今の奥様方とかわらない。とはいえ今の私では書けないですな。精進して、こんないじわるばあさんになりたいものです。 がんばる。
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