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そのぬくもりはきえない
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2007/11/16 |
JAN | 9784036430406 |
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そのぬくもりはきえない
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商品レビュー
4.2
14件のお客様レビュー
はじめは少し不穏な雰囲気なのだけど、続きが気になって止まらない。読みながら、主人公と自分の娘、昔の自分を重ねたり、主人公の母親と今の自分を重ねたり。ずっと自分の奥底にしまわれていた感情が掬い上げられたような気持ち。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ご近所のご高齢の高島さん。一人暮らしで少し気難しい。4年生の波が、高島さんの犬のハルのお散歩を引き受けることから、2階に住む朝夫と奇跡のように出会う… 誰かと出会うことによる変化が本当に繊細に描かれていて素敵だ。 少しゆっくりな波も、 頑張りすぎるお母さんも、 よく見る目をもつお兄ちゃんも、 端からは強くみえる真麻も、 波の友だちの友絵も、 高島さんも、そして朝夫も。 みんな少しずつ変わって、少しずつ強くなって生きていく。 波と朝夫の奇跡のような出会いの、その後を思って心がほかほかする。
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年齢がお母さんに近い為、主人公の波の切なさよりそちらに共感してしまう。お母さんは正しいことを言う。「あなたのためよ」「やってみる方がいいと思う」お母さんの前に出ると思っていた言葉が小さくなって消えていく。 犬のハルの散歩から少しずつお母さんとの隙間が出来、波は自立していく。朝雄君...
年齢がお母さんに近い為、主人公の波の切なさよりそちらに共感してしまう。お母さんは正しいことを言う。「あなたのためよ」「やってみる方がいいと思う」お母さんの前に出ると思っていた言葉が小さくなって消えていく。 犬のハルの散歩から少しずつお母さんとの隙間が出来、波は自立していく。朝雄君の存在も大きい。過去の思い出としての朝雄君と現在を生きる波の交流が掴むと消えそうな儚さで紡がれていく。
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