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コンセプトメイキング 変化の時代の発想法
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売年月日 | 2007/11/01 |
JAN | 9784887595903 |
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商品レビュー
3.7
34件のお客様レビュー
良書 ことばのプロ、博報堂の高橋宜行氏からの、「変化の時代の」発想法です。 知識を得るだけの本だけでなく「感じる本」を目指しましたとあります。 コンセプトをどうアウトプットすればいいかを考察した、方法論と理解しています。 気になった点は、以下です。 ・いまのIT化社会は、「変...
良書 ことばのプロ、博報堂の高橋宜行氏からの、「変化の時代の」発想法です。 知識を得るだけの本だけでなく「感じる本」を目指しましたとあります。 コンセプトをどうアウトプットすればいいかを考察した、方法論と理解しています。 気になった点は、以下です。 ・いまのIT化社会は、「変化すること」を宿命のように求められる時代 ドラッカー 「生きることは、変わることだ」 御手洗会長 「21世紀、企業に求められる力は、変化対応力だ」 ・コンセプトってこんなカタチ 企業のフィールド 現状認識する 時代のフィールド 洞察する 閃き 発見する コンセプト 言葉化する ・新しくなければコンセプトじゃない 発想の転換とは 新たな視点で創造的な提案をする ・コピーライターの育成の際、とにかく、身体で憶えるよう習慣づけられました。コンセプト発想法も、見て、読んで、感じる 疑似体験の原始的作法です。 ・「企業理念」が一貫して変わらないものであるに対して、「企業コンセプト」は、その時代の状況に合わせ、定義されます。 ・マーケティングコンセプトとは、「企業経営にあたって必要とされる市場に対する考え方、もしくはアプローチの仕方で、全組織的に持つべきもの」 ・市場にどう企業を位置づけるか、①プロダクト志向か、②顧客志向か、③社会志向か。 ・商品コンセプトとは、「あくまでも顧客サイドから見た商品価値で、新たな視点で独創的に提案すること」 ・コンセプトはいきもの。これが(旧概念)⇒こうなる(新概念) ・コンセプトのつくり方 4ステップ ①現状認識 鳥の目で広く、異質なものを ②時代洞察 虫の目で現場感をもって 先を読む、全体を読む、人を読む、変化を読む ③発見:価値づくり 情報を集め⇒組み合わせ⇒寝かせて、発酵させて⇒閃き、快感を手に入れる ④言葉化:キーワード ・いい「コンセプト」の7つのパワー ① 革新性 ② 戦略性 ③ 共感性 ④ 個性 ⑤ 統合性 ⑥ 自足性 ⑦ 作り手の熱い想い ・コンセプトはヘソづくり ヘソがないと新鮮な驚きや感動は生まれない ・暗黙知という形式化しにくい、コンセプトをどう効果的にメイキングできるのか。 ① 原理を知ること ② いい事例を知ること ③ 図解でイメージとして憶えておくこと ④ ひたすら考えること ・自分と世の中の関わりの中で ① 自分の価値観とは、自分の売りものとは何か ② 自分の「考え」の、「行動」の拠りどころは何か ③ ユニークな主張、新しい提案とはなにか ④ 周りの人に新しい驚きや喜びを与えるものは何か ⑤ 他の人との差別化をできる者は何か ⑥ それをきちんと言葉化し、実行へつなげているか。 結論 いま個が求められる幸せな時代 多様な価値観に対応するために、個人のスキルがキラキラと輝いていることが条件。 そのためにも、一人一人が自分のコンセプトを確立し自立心をもつこと。 目次 はじめに PART1 いま、なぜ「コンセプト」なのか PART2 「コンセプト」って、何だ PART3 「コンセプト」のカタログ PART4 どう創る 「コンセプト」 PART5 「コンセプト」を最大のスキルに あとがき ISBN:9784887595903 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 判型:A5 ページ数:112ページ 定価:1400円(本体) 発行年月日:2007年11月 発売日:2007年11月15日 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ
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※このレビューにはネタバレを含みます
「企画のへそ」、「時代が求める新しい価値観の提案であり、その考えはすべての行動の指針となる」、「いま、なにが、売りものか」、「現状認識、時代洞察、発見、言葉化」、「革新性、戦略性、共感性、個性、統合性、持続性、想い」、「自分が提供できることと世の中が求めていることの間にコンセプト」
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あくまでコンセプト作り初心者としての意見ですが、初心者が読む本ではないと思います。世の中に出ているコンセプトを寄せ集め、その背景にある考え方が垣間見える、お試し本です。 全体的には理想論のような話がつらつらと書いてあり、初心者にはイメージがとても湧きづらい内容となっています。数学の問題集で例えると、問題集なのに問題とその解法の考え方、類題だけが書いてあって、具体的な解答が載っていないようなものです。数学の問題を解き慣れた人が読めば、少量の情報で具体的な解法までイメージができるのかもしれませんが、数学を解き慣れていない人が読むとすぐ捨てたくなるような感じですね。 初めにも書きましたが、コンセプトが作れるようになるというよりは、コンセプトの背景が少し理解できる本であり、そういう目線で読むと少し面白いかなと思います。 資生堂のTSUBAKIのコンセプト、ジャパンビューティアドバンスの話で言えば、単なるヘアケアではなく社会的なメッセージをこめたいという会社側の意図と、欧米ブランドからアジアに目が向き出したという社会的潮流から日本の女性の美しさに焦点を当てた、というストーリーは面白いなと思いました。 コンセプトを作りたい、という人にはおすすめしませんが、世の中のコンセプトはどういう考えでできているんだろう、というのが知りたい人には少しおすすめです。
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