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平清盛 福原の夢 講談社選書メチエ400
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2007/11/10 |
| JAN | 9784062584005 |

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平清盛 福原の夢
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(2012.09.21読了)(2012.09.14借入) 【9月のテーマ・[平清盛を読む]その③】 平清盛は、福原に都を築いたのだと思っていましたが、天皇や一部公卿を福原につれてゆくことはできたのですが、恒久的な天皇の居場所や公卿たちの居場所をつくることができず、170日で、京都...
(2012.09.21読了)(2012.09.14借入) 【9月のテーマ・[平清盛を読む]その③】 平清盛は、福原に都を築いたのだと思っていましたが、天皇や一部公卿を福原につれてゆくことはできたのですが、恒久的な天皇の居場所や公卿たちの居場所をつくることができず、170日で、京都に戻ってしまった、ということでした。 福原に都を築いてから天皇をお迎えするという、時間的・精神的余裕がなかったのでしょうか。 歴史家の書いた本ですので、残された史料を駆使して、平清盛の生涯をたどってくれています。残念ながら、清盛本人の書いたものや清盛の身内の書いたものはないようですので、清盛は何をやりたかったのかは、皆目わかりません。 一番知りたかった、福原で清盛は何をしたかったのかもわかりませんでした。 大河ドラマ「平清盛」を見ているだけでは、よくわからなかった点については、この本で分かったことはいくつかあるので、その点は、よかったと思います。 【目次】 序章 皇胤 第1章 権力への道 第2章 太政大臣から福原禅門へ 第3章 日宋貿易と徳子の入内 第4章 六波羅幕府 第5章 平氏系新王朝の誕生 第6章 福原遷都 終章 遷都その後 注 あとがき 人名索引 ●後白河法皇(7頁) 「政争の修羅場において酷薄と謀略、行動において遍歴・漂泊と神出鬼没、気質において癇癖と躁性、芸道精神において真摯と偏執、美意識において新規とバロックを本領とした」 ●院政(9頁) 当時王家の家長を治天と呼び、治天が現役の天皇の場合を天皇親政、彼が退位しても政治に積極的に関与し、その実際を動かすような政治のあり方を院政という。 退位した元天皇を上皇(太上天皇の略称、出家した場合は法皇と呼ばれる)といい、複数人いる場合がある ●太政大臣(69頁) 太政大臣は律令制発足当初は最高の権力をともなう官と考えられた。しかし平安中期以降になると、それ自体に具体的な職務がないため、別に摂政・関白や内覧の宣旨を賜らない限り、実権を有しない官職、摂政家以外の高位の長老貴族が最後に就く名誉的な官職になっていた。だから、辞任後前太政大臣とか前大相国(大相国は太政大臣の中国風の呼び名)の名で、政界に隠然たる力を振るうことの方がむしろ重視されていた。 ●素白(70頁) 素白(すばく)とは、さなだむし(条虫)など寄生虫のせいで、貧血・浮腫・腹痛などの症状をともなう病である。 ●『太平御覧』(197頁) 『太平御覧』は、宋初の太平興国二(977)年、太宗の勅命をうけて編纂、全体を天・時序・地・皇王・偏覇(一方の旗頭)・皇親・州郡など五五部門一千巻に分け、あらゆる事類を網羅しようとした、いわば一大百科事典である。 ●福原遷都(225頁) 福原への行幸は一般に遷都といわれ、同時代の史料にもそう書かれているが、新都が出来あがった上での天皇の移動ではない。まず平安京を出、その上で新都建設の具体的な検討を始めるという、まことに乱暴・唐突なそれであった。また福原自体も遷都先ではない。福原は当座の逗留地にすぎず、造都の候補地として「和田の松原の西の野」があった。 ●清盛の死(278頁) 『平家物語』が伝えるところによれば、清盛は、発病の日から水も喉を通らず、身の内の熱いことはさながら火でもたいているようである。 ☆関連図書(既読) 「清盛」三田誠広著、集英社、2000.12.20 「海国記(上)」服部真澄著、新潮文庫、2008.01.01 「海国記(下)」服部真澄著、新潮文庫、2008.01.01 「平清盛-「武家の世」を切り開いた政治家-」上杉和彦著、山川出版社、2011.05.20 「平清盛 1」藤本有紀作・青木邦子著、NHK出版、2011.11.25 「平清盛 2」藤本有紀原作・青木邦子著、NHK出版、2012.03.30 「西行」高橋英夫著、岩波新書、1993.04.20 (2012年9月27日・記)
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