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半分のふるさと 私が日本にいたときのこと 福音館文庫 ノンフィクションN-18
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半分のふるさと 私が日本にいたときのこと 福音館文庫 ノンフィクションN-18

イサンクム【作】, 帆足次郎【画】

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半分のふるさと 私が日本にいたときのこと 福音館文庫 ノンフィクションN-18

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2007/11/20
JAN 9784834023022

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半分のふるさと

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4.3

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2025/04/09

著書は親の代から日本で暮らす朝鮮人の2世の方です。ご両親は、朝鮮人としての誇りや、植民地になってそれを踏みにじられた悔しさを強烈に持っていますが、著書はそれが全てではありません。成長の過程で信頼できる先生や友だちと出会えたからです。 周りにそういう人がいるって大きいんだ!と思う。...

著書は親の代から日本で暮らす朝鮮人の2世の方です。ご両親は、朝鮮人としての誇りや、植民地になってそれを踏みにじられた悔しさを強烈に持っていますが、著書はそれが全てではありません。成長の過程で信頼できる先生や友だちと出会えたからです。 周りにそういう人がいるって大きいんだ!と思う。 中には日本人として目を背けたくなるような事柄も書かれています。それを直視する勇気も必要だと思った。

Posted by ブクログ

2024/10/08

無口で正直、誠実な人柄で、変化を好まないの父と社交的で外交的、母国を愛する母。母は生まれた直後にその母を、また、父を日本の統治下で朝鮮独立運動の際に、日本の官憲の残酷で野蛮な蛮行によって亡くした。 孤児になり、日本での生活を淡々と語る。 《ここから感想》 日本人て、こんなに酷いこ...

無口で正直、誠実な人柄で、変化を好まないの父と社交的で外交的、母国を愛する母。母は生まれた直後にその母を、また、父を日本の統治下で朝鮮独立運動の際に、日本の官憲の残酷で野蛮な蛮行によって亡くした。 孤児になり、日本での生活を淡々と語る。 《ここから感想》 日本人て、こんなに酷いことを韓国にしたの?全然知らなかった。人間のできることとは思えない。アウシュヴィッツで起きたことと、何ら変わりがない。アウシュヴィッツは、ヒトラーの意志で、見えない壁の向こうで行われたけど、え?日本人が、それも、大勢の日本人が、その手で、そんな蛮行をしたの?酷い! 教科書には載ってなかった。 でも、サンクムは、日本で少女らしく、いろんなことを考えながら、生活していく。 昔にはあった、ご近所ぐるみでの、楽しみ、子ども同士での楽しい遊び。そんな様子は、昭和時代がにじみ出て、懐かしいような気持ちになる。 でも、そんな気持ちに浸ってもいられない!サンクムは日本人たちからいじめを受ける。悲しい。なんで、日本人の子供たちはこんなにいじめるの?と思っていると 岡広先生が登場する。 こんな世の中の時に、ちゃんと、真理を貫いてる日本人がいるんだ!と救われた。 なぜ、岡広先生以外の日本人たちは、真理に気づかなかったんだろう? 悔しい。 悔しい。 日本人として恥ずかしい。 救いは、サンクムが、将来、朝鮮で優秀になって、さらに、日本の大学でも教えていること。サンクムが、日本を「半分のふるさと」と呼んでくれていること。サンクムはきっと、日本の生徒たちに、真理を教えているだろう。

Posted by ブクログ

2021/06/07

小さい頃から長年にわたってお世話になっているホームドクターL氏が、おそらく著者を同じ時代を過ごしていると思われる。何気ない会話の中で、疎開先で苦労した話や、私が発した「朝鮮人参」という言葉を「高麗人参」と言い直したり、その人の生まれ育った背景が見え隠れしていたことを思い出す。 ...

小さい頃から長年にわたってお世話になっているホームドクターL氏が、おそらく著者を同じ時代を過ごしていると思われる。何気ない会話の中で、疎開先で苦労した話や、私が発した「朝鮮人参」という言葉を「高麗人参」と言い直したり、その人の生まれ育った背景が見え隠れしていたことを思い出す。 子ども時代に感じたことは、大人になるにつれて記憶が塗り替えられることもあるが、著者は非常に類稀なる記憶力の持ち主なのか、子どもの頃のことをしっかりと覚えており、当時感じたように書き留めてある。それがこの本の魅力なのだと思う。ひとりの少女の生きたことばに読み手が惹きつけられるのである。

Posted by ブクログ