- 中古
- 書籍
- 書籍
誠実という悪徳 E.H.カー 1892-1982
定価 ¥7,040
4,510円 定価より2,530円(35%)おトク
獲得ポイント41P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 現代思潮新社 |
発売年月日 | 2007/11/15 |
JAN | 9784329004543 |
- 書籍
- 書籍
誠実という悪徳
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
誠実という悪徳
¥4,510
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
こういう腐敗した閉塞的な時代だからこそ、ふたたび<革命>への一大クローズアップの機運があってもいいはずでは、と私などは思ってしまいますが、残念ながらリニューアルできる強い意志や新しい構成力をもった思想家や実践家が登場しないようです。(なんだか他人ごとみたいに) そう、今や革命な...
こういう腐敗した閉塞的な時代だからこそ、ふたたび<革命>への一大クローズアップの機運があってもいいはずでは、と私などは思ってしまいますが、残念ながらリニューアルできる強い意志や新しい構成力をもった思想家や実践家が登場しないようです。(なんだか他人ごとみたいに) そう、今や革命などというものに誰も興味も関心も抱いてはいないとは思いますが、私にとっては理念的にも歴史的にも究極的なメタ虚構としても、最も重要なテーマの一つとして、おそらく生涯追っかけていくものだと予感しています。 かつて古典として、中国革命にはエドガー・スノーの『中国の赤い星』や『アジアの戦争』、そしてアグネス・スメドレーの『中国の歌ごえ』がそうであるように、ロシア革命にとってはE・H・カーの『歴史とは何か』や『ロシア革命』を読んだものです。 当事者ではないジャーナリストや歴史家がある程度以上の客観的な目で書いたものとして大事な文献だったはずでしたが、その後、スノーは中国政府の取材規制のために真実が書けなかったことを告白したりして私たちを幻滅させました。 E・H・カーという名前はほとんど忘れかけていましたが、書店でこの本を手にした時すぐ思い出しました。そしてぜひ彼の伝記を読んでみたいと欲望しました。485頁の大著でしたが一週間かけて読了。 感想は・・・う~ん、あんまり面白くなかったのです。彼はブハーリンにほとんど興味を持っていなかった、というくだりが極め付きで、それほど柔軟な思想の持ち主ではなかったようです。 まさか、歴史家として人類史上最もユニークなE・J・ボブズホーム(ジャズ評論家としてフランシス・ニュートン名義で大著『抗議としてのジャズ』を表す)のようなワクワクする物語を期待していた訳じゃないけど、あまりにもプチ・ゴリゴリな教条主義っぽいところが見えて落胆しました。 あっそうか、書名の、誠実という悪徳、って、もしかしたら・・・・・
Posted by