- 中古
- 書籍
- 書籍
黄金の王 白銀の王
定価 ¥1,760
220円 定価より1,540円(87%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2007/10/25 |
JAN | 9784344013988 |
- 書籍
- 書籍
黄金の王 白銀の王
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
黄金の王 白銀の王
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.1
80件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった……だからこそこの結末が悲しすぎる…… あ、エピローグは大満足なんです。でもこの終わりは!なんて言っていいやらという… おそらく古代日本の架空の国が舞台で、旺廈(おうか)という国と鳳穐(ほうしゅう)という国が憎み合っている中の、二人の王が主人公です。国の名前とか登場人物の名前が雰囲気ばっきばっきしててこんな感性はどうやったら育まれるのかしらとため息が出ちゃう。こんな名前がするりと思いつける頭になりたい。稲積(にお)とか鬼目(ほろし)とか斑雪(はだれ)とか…… 旺廈の王は薫衣(くのえ)、鳳穐の王は穭(ひづち)。薫衣は滅ぼされた国の王で、城の中に幽閉される身で、穭はそれを殺せ殺せと色めきたつ臣下たちをおさえなだめながら歳月を重ねます。 すべては、翠の国のために。 翠の国というのは島国で、たくさんの氏族が協力しつつ大陸からの脅威に怯えながらなんとか暮らしています。で、内戦で疲弊しきっている国のため、二人の王は辛酸を舐めながら陰で手を組み、自らの内なる「殺せ」「根絶やしにしろ」という声、父祖たちの恨みつらみを捨てていくのですが。 軽く萌えてしまった自分に嫌気がさしてたまらない。男二人ならなんでもいいのか!いや、殺せ殺したくないだの恨みを越えた先で生まれた信頼だのにふっと萌えを感じずにはいられなかった。二人の長男同士もいい感じだしね……ほんと腐女子って業だなあと思わずにはいられない。 面白かったです。すごかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
☆4と☆3でとても悩みました。 「五常」より「克己復礼」の言葉が浮かぶ話であったように思います。 ただ表題は二人の王とするのに、薫衣に寄って穭の負担をあまり感じれなかった気がします。 ただ綺麗ごとに終わらない話がとても良かったです。 個人的に装画は読後も合っているとは思わず、角川文庫のほうが合っていると思いました。
Posted by
何代にもわたる一族の争いを終えるために、二人の王が選んだ道は、考え得る限りもっとも過酷な道だった・・・ 一冊で終わらせるのがもったいないくらい骨太な話なのだが、これを何冊にもわたって書くとそれこそ一桁で終わるのか疑問である。 大きな波がこれでもかというくらいあっさり終わる...
何代にもわたる一族の争いを終えるために、二人の王が選んだ道は、考え得る限りもっとも過酷な道だった・・・ 一冊で終わらせるのがもったいないくらい骨太な話なのだが、これを何冊にもわたって書くとそれこそ一桁で終わるのか疑問である。 大きな波がこれでもかというくらいあっさり終わる。 面白いのは間違いない。
Posted by