SKET DANCE(1) ジャンプC

篠原健太(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2007/11/02
• JAN: 9784088744636

商品レビュー

2025/06/01

最終巻まで読了。
想像以上に厚みのあるギャグ漫画だった。そもそもギャグ漫画という分類でいいのか？と疑問に思う。
序盤はこの作品のギャグ要素があまりツボではなく、このまま読み進めていけるのかと不安に思っていたが、中盤以降からストーリーとしての深みが出てきて、ギャグ要素以外でも楽しめるようになっていった。その結果、ギャグでも笑えてくるようになった。不思議。
特に最後の5巻くらいはページを捲る手が止まらなくなり、涙腺がやられそうになった。笑った回数よりも泣きそうになった回数の方が多いかもしれない。
個人的に好みだった同誌の斉木楠雄と比べると、序盤のギャグ展開がやや退屈に思えたが、全体としては読んで良かったと思える作品。

2025/03/08

当時、週刊少年ジャンプをたまに立ち読みしていた時に
「いつ読んでも面白いなあ」
と思っていたのが、このまんが。

でも、はじめから通して読んだのは、今年になってから。
今日ようやっと、最終巻を読み終えた。

「素晴らしい」
この一言に尽きます。

さまざまな笑いがあってこそ、
長い長い積み重ねがあるからこその、
感動的な最終巻なのだと思いました。

課金するのがちょっと嫌だったので、近くのネットカフェでコミックスを手に取って読んだが、作者の一言・そしておまけページがとても興味深い。
作品ってこうやって作られるのか、と感心した次第。

今度はコミックスを、一から読むことになりそうです。

2023/11/07

何かのサイトでオススメされていたので全巻買ってしまったが、まだ1巻だけ読了。
少年ジャンプにこんな作品あったのは知らなかった。まあドラゴンボールやブリーチ、ナルトなどファンタジー系の長編が有名になりやすい中、ファンタジー要素ゼロの1話完結型学園ギャグ漫画は影が薄くなりがちだろうな。
といったところで、読み始めると1巻スタートからのクオリティがすごい。舞台が高校ということで、子供っぽさと大人っぽさ両方が発揮されて軽妙なギャグと読ませるストーリーが両立していて、これは名作だ。ファンタジー要素がほぼないにもかかわらず、キャラ立ちがとても良く、ぶっ飛んだお話が楽しめる。
なぜ1人だけ関西弁？と思ったが、会話の応酬が密になった際に誰のセリフかわかりやすいということかと思われる。その他各話ごとに作者のコメンタリーもあり、よく練られた大人にも楽しめる内容になっている。
さて、このクオリティが、最終巻まで続くのか⁈