女の銃

夏樹静子(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 1984/04/01
• JAN: 9784062011341

商品レビュー

2014/08/22

火の供養・・・子供を火事で亡くした女性が、実は家に過失であいつが火を出したんだ、と男のライバルに唆され男を殺害。しかし、間違いだと気が付き男の妻の金持ちの叔父を
遺産相続のため親切で殺害する話。女がただただ哀れ。
女の銃・・・「あなた気をつけて」と妻が声をかけたのは言強盗に、だった。銃を持っている！と強盗に伝え夫は二人が自分を殺そうとしていたことを知る。夫は出所した男を殺害。
余命・・・死ぬ予定の男の口座を利用し、脱税しようとするが失敗。
路地からの脅迫状・・・娘を偏愛する男と、娘はバツイチと付き合っており、彼が事件に巻き込まれ犯人ではないが父に顔を見られ「警察には言うな　娘を殺す」と自作自演の犯行をする。犯人は捕まるが、父が警察に通報し・・・で終わる。
二度とできない・・・不倫の二人は夫を殺そうとするが
妻は不倫相手に殺人者にならせたくなく、あえて先に夫を襲い失敗する。これで二度と犯罪は出来ない・・・。
パスポートの秘密・・・香港で、以前の見合い相手が他人の名をかたって生活しているのを発見する。男は殺人を犯し逃げていた。語られている人も納得している。
女も黙っていようと思った。しかし、見合い相手は事故にあい、結局ばれるところで終わる。

2013/02/01

イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387154775.html)
(収録作品)余命/パスポートの秘密/路地からの脅迫者/女の銃/火の供養/二度とできない