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海辺の光景 新潮文庫
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海辺の光景 新潮文庫

安岡章太郎(著者)

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海辺の光景 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/07/29
JAN 9784101130019

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商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2010/05/28

この作品は、単に家族…

この作品は、単に家族の愛とか介護問題を扱った作品ではありません。細部の叙述が、異様な迫力を生む小説です。

文庫OFF

2010/05/28

 海辺は「かいへん」…

 海辺は「かいへん」と読むそうだ。友人によると、この作品について文芸評論家江藤淳は、息子の母親に対する気持ちをよく表していると評したとのこと。そんな息子の気持ちに興味があれば、読むのも悪くない。 ちなみに文庫本についている解説を読むことを常とされている方は、最後の「愛玩」を読んで...

 海辺は「かいへん」と読むそうだ。友人によると、この作品について文芸評論家江藤淳は、息子の母親に対する気持ちをよく表していると評したとのこと。そんな息子の気持ちに興味があれば、読むのも悪くない。 ちなみに文庫本についている解説を読むことを常とされている方は、最後の「愛玩」を読んでから「海辺の光景」を読むといいと思う。

文庫OFF

2025/01/23

「戦後文学放浪記」で言及されていた表題作を読んだ。くらった。分かる、とも思った。 母の、そして死の側で思索と記憶を漂い過ごす9日間。死を前にして訪れる感覚。不安や強いられる気がしてしまうセンチメンタルなもの、所在なさや端的な面倒臭さ、故に感じる不謹慎さと自省。悲しみの...

「戦後文学放浪記」で言及されていた表題作を読んだ。くらった。分かる、とも思った。 母の、そして死の側で思索と記憶を漂い過ごす9日間。死を前にして訪れる感覚。不安や強いられる気がしてしまうセンチメンタルなもの、所在なさや端的な面倒臭さ、故に感じる不謹慎さと自省。悲しみの前に訪れる戸惑い。それらには覚えがあった。完全に分かる、と思ってしまった。 ラストシーン、母親の亡くなった日、作家自身の忘れられない海辺の光景。文章にすると幻想的で少しロマンティックで美し過ぎるのかもしれないけれど、それが必要なのだということも、分かる。作家にも小説にもわたしにも。作中の作家を思わせるキャラクタが「一つの“死”が自分の手の中に捉えられるのをみた。」とき、過去にあったそんな瞬間のことをまた思い出した。青空とタバコの煙。 「頭に浮かんだ言葉は、それを文字に書き写して、もう一度自分で確認して初めて本当の言葉になる」これは新書の方からの引用だけれど、それも改めて納得出来た気がした。そんな風にあの日のこともまた書きたいと思った。

Posted by ブクログ

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