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暗黒太陽の浮気娘 BIMBOS OF THE DEATH SUN ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1989/07/15 |
JAN | 9784151000102 |
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暗黒太陽の浮気娘
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商品レビュー
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何でこの作品を知ったかは忘れたが、題名だけは覚えていて中古で買って読んだ。 舞台は、ルビコンというSFやファンタジーや戦争などのオタク達がコスプレをしたり替え歌を歌ったりする大会で事件がおこる。きっとコミケみたいなものだろう。 主人公は新米SF作家で大学教授のジェイムズ・オ...
何でこの作品を知ったかは忘れたが、題名だけは覚えていて中古で買って読んだ。 舞台は、ルビコンというSFやファンタジーや戦争などのオタク達がコスプレをしたり替え歌を歌ったりする大会で事件がおこる。きっとコミケみたいなものだろう。 主人公は新米SF作家で大学教授のジェイムズ・オーウェン・メガ。横には同じ大学に勤めている文学博士で、メガの恋人のマリオン・ファーリィ。その他にも様々なオタクが登場して、群像劇のような作品になる。 大会に来ていた大物作家のアッピン・ダンギャノンが殺されるという事件がおこるのだが、その前もその後も淡々としていてミステリらしい動きはあまりない。事件を解決するのも、犯人の動機も大したものではない。TRPGをして役になり切らせて、メガがGMをして、キャラを殺したことで「ルーンの風は死なない」と暴れ出す犯人。犯行の理由は、小説のキャラクターを殺させないために、作者であるダンギャノンを殺したというもの。上手くいったからいいけど、こんな方法で犯人を暴けないだろう。 ミステリとして読むと、タイトルに似合わず小粒なので、面白いオタク達を見るための小説かなと思う。だけど今のオタクの方が面白いし、最近はオタクも色物でもなくなってきたので新鮮味はない。 SFも当時のカルチャーも分からないので、出てきているネタや本が全くわからない。背表紙には爆笑につぐ爆笑と書いてあるがそうでもなかった。発売当時なら楽しめたのかもしれない。
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被害者アッピン・ダンギャノン先生が、読者から作品の矛盾や破たんを補完されるのに対してかういふ感情を持つと言ふのが若干刺さってゐる。 aアメリカでは、フェミニストやあるいはフェミニスムに賛同する女性が、「BIMBOs」と言っても別にいいあるいはよかったらしい bアメリカのSF界...
被害者アッピン・ダンギャノン先生が、読者から作品の矛盾や破たんを補完されるのに対してかういふ感情を持つと言ふのが若干刺さってゐる。 aアメリカでは、フェミニストやあるいはフェミニスムに賛同する女性が、「BIMBOs」と言っても別にいいあるいはよかったらしい bアメリカのSF界では、「ちょっと妄想は言った科学論文」がサイエンスフィクションと言ひ張ってSF大会で売ってもいいあるいはよかったらしい ふう。
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主人公は、たまたまSF小説を書いたために、地元で開催されるSF大会に参加する羽目になった工学教授。 そのSF大会の会場で、人気ファンタジー小説家が殺害されるという事件がおきた。 コスプレイヤーに度肝を抜かれる警察当局。 殺害された作家のサイン本を手に入れようとする(転売目的で)...
主人公は、たまたまSF小説を書いたために、地元で開催されるSF大会に参加する羽目になった工学教授。 そのSF大会の会場で、人気ファンタジー小説家が殺害されるという事件がおきた。 コスプレイヤーに度肝を抜かれる警察当局。 殺害された作家のサイン本を手に入れようとする(転売目的で)SF大会参加者。 自尊心を削られていく、スコットランド出身のフォークシンガー。 そして、犯人を「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で追い詰める!! というか、読みどころは、アメリカのSFファンのイタイ行動様式。 誇張されて書かれているとはいえ、日本のオタクとほとんど変わりません!
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