新版 痔と上手につきあう本 健康ライブラリー

岩垂純一【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2007/10/10
• JAN: 9784062592857

商品レビュー

2024/07/26

★まとめ
⚫︎痔は即手術、ではない(昔の考え)
→痔の手術で肛門の大切な部分まで切除してしまい、結果として肛門の締まりが悪くなったり、違和感のある肛門になってしまった人が多くいる。
⚫︎痔は虫歯と同じようなもの
→悪化させてしまうか、再発させてしまうかは日々の養生次第。
→日々適切なケアを心がければ、充分に症状を抑え、上手に付き合っていくことが可能。
⚫︎寝る前は横向きで、膝を曲げる。
⚫︎痔の治療でもっとも重要なのは、薬でも手術でもなく、日常生活のケア。いくら手術して治ったところで、同じ生活をしていたら、再発するのは当然のこと。
⚫︎毎日できるケア
・毎日入浴する
・正しい排便習慣を身につける
・肛門の清潔を心がかる
・長時間の同一姿勢は避ける
・スポーツの後はストレッチなどでケアする
・お酒や刺激物は控えめに
⚫︎痔という病気は、その人の日常生活を反映するもの。
※痔ろうは別で手術必須

★感想
・いやはやほんと、平田先生の本に続きこの本の著者である岩垂先生も同じことを仰っている。多くは書かないが、痔という病気は結局、生活習慣病であり、ニキビみたいなものである。
「痔という病気は、その人の日常生活を反映するもの」はまさにその通りだと感動した。

2008/10/02

たいがいは良性の疾患、手術することもあまりなく、一方で完治することもないので、いかに付き合っていくか。