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世界史の中の現代朝鮮 大国の影響と朝鮮の伝統の狭間で 世界歴史叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2007/10/10 |
JAN | 9784750326412 |
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世界史の中の現代朝鮮
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19世紀末から、日本の朝鮮併合、3.1運動、第二次大戦、朝鮮戦争そして現代までの通史。具体的なエピソードがあまりない教科書的な記述。 人口の95%が氏族を基盤とする小さな村に住み、地方の特権階級が土地所有と政治権力の獲得手段を牛耳っていた時代から、商業の基盤や都市居住、外国との交...
19世紀末から、日本の朝鮮併合、3.1運動、第二次大戦、朝鮮戦争そして現代までの通史。具体的なエピソードがあまりない教科書的な記述。 人口の95%が氏族を基盤とする小さな村に住み、地方の特権階級が土地所有と政治権力の獲得手段を牛耳っていた時代から、商業の基盤や都市居住、外国との交流など、社会的流動性の媒介物がなく、文化的同質性の意識が強い朝鮮が日本の植民地政策で破壊されていく近代。いわゆる3.1運動の引き金になったのが、第一次大戦の終結とバルカン半島に領土を持つオーストリア=ハンガリー帝国などの国境内に住む少数民族のために、米・ウィルソンが作成した14か条の中にあった民族自決の原則。ただ、ヨーロッパ外にこれを適用すると、自国の植民地を解放することになってしまうため、欧州各国はこれを欧州外に適用するつもりはなかった、という点、やはりどの国も当時は植民地についての独善的な考え方から抜け出せていなかったというのがよく分かる。 解放後の米ソ対立を反映した南北分断。満州で中国共産党指揮下の朝鮮人部隊として戦った遊撃隊員たちの中から金日成が台頭していく様子は、初めて知った。無慈悲、際立った規律正しさ、困難に対する慣れ、敵対する世界の中でたゆまぬ闘争を行う覚悟など、現代北朝鮮の特徴はこの抗日遊撃隊に起源をもっているようだ。 南部では、数百年続いたムラの政治慣習を反映した複雑な道徳的、知的、社会的伝統の上に、まとまりある強い中央権力を築くという難題をこなさなければならなかったが、北部ではソ連がすみやかにスターリン主義に基づく社会主義的動員の原則が国家形成を推進していく。 1960年代、李承晩から現在に至るまでの歴史は、映画などでもだいぶ馴染みのある話になってくる。もっとも日本の植民地支配時代にさがのぼる財閥の成り立ちや朝鮮資本主義のたどった道筋というのは、個人的にはあまりよく知らなかったので勉強になった。全体として著者がオーストラリア人であるということが、客観性を保つ鍵になっているのだと思う。半島の歴史を日本人や韓国人が書いたら、中国、ロシアあたりの著者でもかなり主観が入らざるを得ないだろうから。
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