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街道をゆく 夜話 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
| 発売年月日 | 2007/10/30 |
| JAN | 9784022644190 |

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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〈再読〉 タイトルからは、「街道をゆく」の裏話のようなイメージを受けるが、掲載されているのは直接関係ないもので、「街道をゆく」のイメージに合いそうな短いエッセーを集めたものです。要するに朝日文庫編集者の「二匹目のドジョウ」を狙った商法のようです。ただ手短な話が多いので夜の寝る前に読むには手頃です。 以前読んでからかなりの年数が経つので、かなりの部分は忘れているものが多いが、そういう中で、新たな発見があった。 以前「街道をゆく」を読み通した(一部抜けがあるかも?)時に、京都の洛中を扱ったものが、このシリーズに含まれていないのに気づきました。(大徳寺散歩・嵯峨散歩はあるが、これらは洛外) 著者は、産経新聞京都支局を含めて京都に7年間もいたにも拘わらず、歴史のある京都の寺社を何故取り上げていないのか、これまでずっと不思議に思ってきました。 今回本書を読んで、もしかしたらここに書かれている事がその原因ではないかと思われる記述がありました。 当時の著者は寺社の担当で、そこでの年中行事を書いていた。「京都の人は年中行事が生活の暦になっていたので、京都版にはこういう記事が欠かせなかった。若かったからばかな町だと思っていた・・・京都的生活への反発だけがあった。『終い弘法』という言葉を聞くだけで、いまでもやり場のない悲しみがこみあげてくる・・・『終い弘法』では人出の数だけを勘定していた。露店にどういう植木が出ていたかも記憶がない・・・要するに京の四季を味わうには、私は若すぎた・・・おれの青春はこんな陰気くさいもののなかで朽ちるのか・・・」 以上、このような気持ちが著者の中に後々まで心の澱(おり)のように残り、歴史のある場所はことごとく取り上げている「街道をゆく」の中で、例外的に「洛中」は取り上げられていないのではないかと、勝手な推測をしている次第です。
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雑賀(さいか)紀州の鉄砲使いの傭兵集団 種子島時尭が得た鉄砲を紀州根来寺の僧に与えた 御軍艦操練所設立の際初めて神戸村が出てくる 倭寇 王直が五島列島等を支配していた時期もある 坊津 指宿の対称 かつては良港(薩摩の密貿易の巣窟)
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短い紀行文がいくつもまとめられた一冊。 背表紙にある通り「『街道をゆく』シリーズの入門書」として読んだ。 旅の中で歴史を懐かしむ構成になっているのだが、書かれた紀行が既に50年程前のものであり単純に昭和の紀行文としての懐かしさがある。
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