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世界のしくみが見える「メディア論」 有馬哲夫教授の早大講義録 宝島社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 宝島社 |
| 発売年月日 | 2007/10/23 |
| JAN | 9784796659024 |
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世界のしくみが見える「メディア論」
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
マクルーハンの論を中心に、21世紀を生きるのにあたって「メディア論」という視座を与えてくれる、とてもよくまとまった本でした。 すっと入ったけど、なんか腹落ち感はまだ無いので、また繰り返し読みたいと思います。
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マーシャル・マクルーハンの唱えたメディア論の存在を知ったのは確か高3のときでした。 「メディア イズ メッセージ」の意味がよくわからなくて,先生に質問してたなあ… その頃から,ぼんやりとメディア論に興味があったけど,前むずかしそうなメディア論の本を挫折したことがあったで,講義録な...
マーシャル・マクルーハンの唱えたメディア論の存在を知ったのは確か高3のときでした。 「メディア イズ メッセージ」の意味がよくわからなくて,先生に質問してたなあ… その頃から,ぼんやりとメディア論に興味があったけど,前むずかしそうなメディア論の本を挫折したことがあったで,講義録なら何とかなるかなと。 …しかも自分の大学だし,ということで読んでみました。 実際,すごくためになりました。 メディア論を学びたい方に,是非おすすめしたいです。 ひとつだけ意見を述べさせてもらいたいのが,メディアの例として書かれていた 電子メール。 本が書かれたのが2007年ということで、現在はさらにメディアはさらに多様化しています。 本書に,「電子メールの文章を長くして気持ちを込めるというのはありえません。それなら、電話をするか手紙を書けばいいからです。」とありました。 しかし、そうとは言えなくなってきているのではないでしょうか。 スマートフォンが普及した今、LINEというアプリが存在します。 私の周囲では、「LINEあるからもうメール使わない」という声を聞きます。 簡単な連絡はLINEのほうが手軽にできていいから、という理由からだと思います。 今、「ちゃんとした連絡(主に長文)はメール、それ以外はLINE」のような傾向があるような気がします。特に、私かそれより若い年代には。 私はLINEもメールも使います。使い分けているつもりですが、マクルーハンの考えに乗っ取ると使い分けさせられている、と表現するほうが適切でしょうか。 LINEをする相手にも、LINEでは伝えられない、メールでこそ伝えたいこと、そうするほうが適切であるように思われること、というものが存在するような気がします。 メッセージの受け手も、どこかでそう感じているのではないでしょうか。 そもそも、電子メールのかわりに電話、と完全に言い切れもしないような気もします。 メールのほうが(今はさらにメールよりLINEのほうが、かな)気軽 にいろいろ伝えられますよね。 ベタな例をあげると、謝罪や告白。 そして、メールはどことなく軽薄な気がしてしまう。 伝えたいことがらに応じてメディアは変えるべき、という考えはその通りだと思います。 …まあ、やはり本気なら面と向かってにまさることはない、ということでしょうか。 いろいろ考えさせられ、知らなかった考え方を教えられるような、いい本でした。
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マクルーハンも喝破したように、テレビ映りがいいのは変人と田舎者。 小泉首相が毎日テレビに出ていたことが重要だった。 どこの国の歴史でも、国家は文字を獲得した部族が持たざる諸部族を征服し、統一を成し遂げることによって建設されている。 メディアの料金は基本的に加入者が払うので、払って...
マクルーハンも喝破したように、テレビ映りがいいのは変人と田舎者。 小泉首相が毎日テレビに出ていたことが重要だった。 どこの国の歴史でも、国家は文字を獲得した部族が持たざる諸部族を征服し、統一を成し遂げることによって建設されている。 メディアの料金は基本的に加入者が払うので、払ってくれそうな金額を請求しているにすぎない。
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