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おにたのぼうし おはなし名作絵本2
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 1969/08/30 |
JAN | 9784591005293 |
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おにたのぼうし
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商品レビュー
4.5
64件のお客様レビュー
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01431717
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『ごんぎつね』越えしちゃう。 女の子は気づきもしない。 何気ない一言なんだもの。 私も人並みにイベント楽しみたい、悪いことは起こらないで欲しいって。 罪はない、だからこその罪の大きさ。 説明はできないおにたくん。 神様だったらよかったね。 神様にもいろいろあるんだけどね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
心優しい鬼の子のおにたは人間の家にこっそりと住み、人間にバレないように良いことをしていた。住んでいた家の住人が節分の日に豆まきをしたので、おにたは家にいられなくなり、外に飛び出した。そこには、お母さんが病に伏せ、飢えている可哀想な女の子がいた。おにたは自分のツノが隠れるように麦わら帽子を被って食事を渡し、女の子は喜ぶ。そして、女の子は、おにたが鬼だと知らず、「母親がこれ以上病に苦しまないよう豆まきをしたい」と言う。おにたは悲しそうに「おにだっていろいろあるのに…」と言い残して姿を消す。女の子は麦わら帽子とその中に温かい黒豆を残して消えたおにたのことを神様だったのだと思い、残された豆で静かに豆まきをする。 なんて悲しく切なくやるせない話なんだろう…。おにたの心には悲しみ、寂しさ、悔しさ、もしかすると怒りの感情もあったのだろうか。鬼だって色々あるのに、鬼だって…と言葉尻が切れている台詞からは、簡単には言い表せない複雑かつ大きく重い感情が乗せられているように思う。この台詞だけでも十分すぎるほど辛いのに、女の子はおにたのことを神様だと思い込むシーンまであり、たまらない気持ちにさせられる。鬼として生まれ人間に忌み嫌われていたおにたが、救いの神として勘違いされるなんて、皮肉にも程がある。感情のオーバーキルだ。 絵本の中では『泣いた赤鬼』が一番辛いと思っていたが、それと肩を並べる辛さである。人間の思い込みによって勝手に悪者にされた心優しき鬼の心情を考えると、胸が潰されるような思いがした。 あとがきの「豆まきをされ追い払われた鬼は海に逃げてオニオコゼになる」話はとても素敵だった。住処を失った優しい鬼達に居場所を作ってあげる優しいストーリーに作者の愛を感じた。
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