1,800円以上の注文で送料無料
らいおんみどりの日ようび 福音館創作童話シリーズ
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 児童書
  • 1205-02-03

らいおんみどりの日ようび 福音館創作童話シリーズ

中川李枝子【著】

追加する に追加する

らいおんみどりの日ようび 福音館創作童話シリーズ

定価 ¥1,320

385 定価より935円(70%)おトク

獲得ポイント3P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗到着予定:3/11(水)~3/16(月)

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

3/11(水)~3/16(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 1969/03/31
JAN 9784834001860

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

3/11(水)~3/16(月)

らいおんみどりの日ようび

¥385

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/06/01

 本書は中川李枝子、山脇百合子姉妹による、「かえるのエルタ」(1964年)に登場していた「らいおんみどり」を主人公にしたお話(1969年)ではあるものの、単なるスピンオフとしてだけではなく、本書単体としても充分に楽しめる要素が目白押しで、本書に対する李枝子さんの拘りがよく表れてい...

 本書は中川李枝子、山脇百合子姉妹による、「かえるのエルタ」(1964年)に登場していた「らいおんみどり」を主人公にしたお話(1969年)ではあるものの、単なるスピンオフとしてだけではなく、本書単体としても充分に楽しめる要素が目白押しで、本書に対する李枝子さんの拘りがよく表れているように思われたことが、そのまま子どもたちに楽しんでほしい気持ちへと繋がっているような、楽しくも温かい雰囲気が魅力的。  緑色のライオンでも「みどりらいおん」とはせずに、「らいおんみどり」と名付けた李枝子さんならではの素敵な感性がキラリと光る、彼の個性の面白さは他にもたくさんあり、その緑色した体は、自分のキャベツ畑から収穫したキャベツを毎日食べているからかなと思ったり、トランプ遊びが大好きなことであったりする中、口癖が「たべちゃうぞ」であることには、最初こそ怖そうだなと思わせつつ、実は一度も相手を傷つけたことの無い優しい一面を持つことを知り、そうした個性は既に「かえるのエルタ」でも窺えたことから、本書を読んだ後でそちらを再読してみるのも面白そう。  また、ざっくばらんな話しっぷりも楽しいトランペットを抱えた白猫の「トランペ」に、ポジティブな行動力とマイペースな天然さとが同居した性格でありながら、とても頼りになる、トランペの姉で黄色い縮れっ毛の猫の「トロ」など、らいおんみどりの個性とも対等に渡り合えるキャラクターたちが更にお話を盛り上げつつ、それらの個性の競演が、洋題の『THE SUNDAY CIRCUS』とタイトルの『らいおんみどりの日ようび』との素敵な繋がりを実感させてくれる。  ただ、サーカスとはいっても、そこは李枝子さんのお話ということで、頭に思い浮かべるような華やかなものというよりは、本書の百合子さんの絵のような、素朴な人の良さがしみじみと滲み出てくるようなものであることに、却って子どもの頃の楽しい日曜日を思い起こさせるようで、それはまさにタイトルの通り、らいおんみどりの一日を描いた本書に於ける、目まぐるしくも濃い一日の様子とも相俟って、こんなにもたくさんの充実したことがいくつも起こりながら、全て一日の間に起こったお話なんだということに改めて気付かされた時、本書のお話は、まさに時間を忘れるくらいに夢中で遊んだ、子どもの頃の日曜日の体験を具現化したような喜びで満たされているのだと感じ、子どもはそのまま楽しむことができて、大人にとっては懐かしい気持ちにもさせられる、そんな誰もが楽しめるような懐の深さに、また李枝子さんの描く幼年童話の素晴らしさを知るのであった。

Posted by ブクログ