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宝島 福音館古典童話シリーズ18
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宝島 福音館古典童話シリーズ18

ロバート・ルイススティーブンソン【著】, 坂井晴彦【訳】

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宝島 福音館古典童話シリーズ18

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 1976/11/20
JAN 9784834004885

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商品レビュー

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2023/06/19

初読。最初は物語に入り込むのが難しくて読みきれるか不安だったけれど、読んでいくうちにどんどん引き込まれていった。登場人物一人一人に個性があってとても面白かった。このメンバーだからこそ生きて宝島から帰れたんだなと思うと最後はスッキリ晴れやかな気持ちになった。 とにかくジムの行動力(...

初読。最初は物語に入り込むのが難しくて読みきれるか不安だったけれど、読んでいくうちにどんどん引き込まれていった。登場人物一人一人に個性があってとても面白かった。このメンバーだからこそ生きて宝島から帰れたんだなと思うと最後はスッキリ晴れやかな気持ちになった。 とにかくジムの行動力(向こう見ずな所?)と運の良さが気持ち良くて、勇気をもらえた。 船の部位の名称に詳しくないと、中々戦ってる場面の状況とかを想像するのは難しいかも。

Posted by ブクログ

2022/11/18

さまざまな児童文学の中でもその登場人物たちが血わき肉踊る面白さだと語っている本作だが何度読んでも面白さがわからない。この福音館古典シリーズは挿絵が寺島龍一で素晴らしいのだけれどもやはり半分(全約450ページ)で投げ出してしまった、残念。もうトライすることはないだろう。翻訳のせいな...

さまざまな児童文学の中でもその登場人物たちが血わき肉踊る面白さだと語っている本作だが何度読んでも面白さがわからない。この福音館古典シリーズは挿絵が寺島龍一で素晴らしいのだけれどもやはり半分(全約450ページ)で投げ出してしまった、残念。もうトライすることはないだろう。翻訳のせいなのか? ついでに子どもの頃から名作と言われている文学作品でぜっんぜん好きじゃないのは、プーさん、ドリトル先生、ムーミン、メアリーポピンズ、ピーターパン、ホビットの冒険、モモ、そして宮沢賢治。袋叩きにあいそうだけど。

Posted by ブクログ

2020/09/09

大好きな福音館古典童話シリーズで読む。 ダイジェストでは知っている宝島を今回はじめてきちんと読んだ。 明治期に流行ったスティーブンソンの物語の流れは、今の日本で読んでも流暢で面白い。 短編やエッセイ「旅は驢馬をつれて」も大好き。 そんなスティーブンソンが19世紀後半に、18世紀...

大好きな福音館古典童話シリーズで読む。 ダイジェストでは知っている宝島を今回はじめてきちんと読んだ。 明治期に流行ったスティーブンソンの物語の流れは、今の日本で読んでも流暢で面白い。 短編やエッセイ「旅は驢馬をつれて」も大好き。 そんなスティーブンソンが19世紀後半に、18世紀の海賊を描いて大ヒットとなった本作は、あまりに有名で、その後の冒険もの、海もの、海賊ものへの影響大きすぎ、むしろ本作をどこかで見たようなストーリーとすら思ってしまう。 直接、間接の影響で、あらゆる現行の物語に、この宝島の成分が含まれている気がする。 ストーリーはなかなかスリルがある。 前半は宝はあるのか、この先どうなるのか、そのワクワクで突っ走る。 後半は特に人間関係がぐるぐる変わる。 力が支配するアウトローの世界で、しかも無人島や船という閉ざされた世界。 味方と敵の数がすぐに変わり、一瞬で形勢がひっくり返る世界。 悪党シルバーもまた、いつ仲間から裏切られるかわからないなかを、なんとか渡っているのだから。 ジム少年、やってることが大胆すぎます。 とくにベンガンの小舟を奪ってから小屋に戻るまでの行動は凄すぎる。 普通にイズレール・ハンズを殺っちゃってるし。 ここのハンズとのやりとり、すごくハラハラさせられる。 死んだハンズとオブライエンの死体が海中でふわふわしている描写、アワワワ、、、語彙力、、、と思って読んだ。 シルバー、老人扱いなんだ?!とまずはびっくり。ダイジェストでは青年のように扱われてるけど、まずは料理番の義足の気のいいジイさん扱いで登場したので驚いた。 このキャラの演説ぶった喋り方、たまに見せる残酷な真意、脆さ、弱さ、全部が生々しい。さすが主役。 下船する直前に、ジム少年に向かって、この島を冒険したくなったら、一声かけてくれたら弁当を作ってやるぜ、っていい人すぎる。 でも老人ってせいぜい50歳くらいのことだろうなー。黒人の奥さん、どんな人なんだろう。 速攻で姿を消したアロー副船長。。。 酒は身を滅ぼすなあ、、。 小屋の中でジムがほかの大人たちと、悪い海賊たちと戦うシーンが迫力があった。 善玉として仲間に入れられた3人組の水夫たちがアッサリ死んでいくところが辛すぎる。(レッドルース、ジョイス、ハンター) せっかく仲間になってくれたのに。。。 小屋にシルバー自身で休戦旗を持ってきて話し合いをする場面が良かった。 そのとき、シルバーは上等の服を着て堂々としていたこと、坂を歩くのに苦労していたけど逃げ足が早かったことなども。 海賊たちの単純さ、迷信ぶかいところ、力に頼むところ、意外と義理堅いところ、どれもすごく魅力的だった。フリント船長、ビリーボーンズ、ピュー、黒犬、そしてシルバー、ベンガン、昔の仲間とも平気で争っている、すごいなあ。

Posted by ブクログ

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