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歌う船 「歌う船」シリーズ 創元SF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1984/01/20 |
JAN | 9784488683016 |
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歌う船
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商品レビュー
4.3
36件のお客様レビュー
SFを読んだーという感じが物凄くする作品。主人公のヘルヴァは宇宙船ですが女の子。結構重い設定ですが、彼女がその生を満喫しているのでとても明るく読めます。 読みにくいと感じましたが、内容の面白さ故飽きることなく読めました。 宇宙船が恋をして歌って旅をする。わくわくする冒険譚です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
重度身体障害者として産まれたヘルヴァ。生命維持装置なしで生きられない彼女の、申し分なく賢い脳髄を生かすために、<中央諸世界>が選んだのは彼女をサイボーグ宇宙船として活用する策だった。チタニウムの殻に閉じ込められた「殻人<シェル・パーソン>」として神経系の手術を受けて宇宙船に繋がれ、<中央諸世界>の一員として与えられる過酷な任務を遂行するヘルヴァは、宇宙船の音声装置を駆使して美しい歌声を響かせる「歌う船」としてその名を馳せていく。心は乙女・身体は宇宙船のヘルヴァが経験する、恋と友情と努力の日々・・・。 ・・・うーん・・・。良くも悪くも、「古典」ですね。 面白いです。読んでる最中は次が気になって仕方なくて、ページを繰る手が止まりません。が、ページを繰りながらも心のどこかにしこりを感じる、鴨的にはそんな作品でした。 ヘルヴァをはじめとする「殻人<シェル・パーソン>」が、自らの生き様を誇りと感じ、人間として成すべきことを成していると胸を張って主張できる。昨今のダイバーシティの観点から、素晴しい作品だと思います。 ・・・が、鴨的にはどうしても、「殻人<シェル・パーソン>」が幼児の頃からその生き様に疑問を感じないよう外挿的な教育を受けていること、一方的に<中央諸世界>から課せられる借金(=殻人<シェル・パーソン>として生まれ変わるための経費)を返すために一定期間”奉公”に出なければならないこと、借金を返済した後も宇宙船として生きる以外の選択肢が事実上ないこと・・・こうしたことに、違和感を感じざるを得ません。 ヘルヴァ自身が、この世界観に多少の違和感を感じていることは、読み進めるとそれなりにわかってきます。が、最終的にそこそこハッピーエンドに落ち着いているところが、また良くも悪くも古典だよな、とは思います。 そして、同じオンナとして、ヘルヴァに訊きたい。 なぜ最後にナイアル・パロランとくっつく???(爆) この展開がもぅ本当に心から理解できなくて、メロドラマとしてもよくわかりませんでした・・・アン・マキャフリィと趣味が合わなかった、ということなのか・・・w いろんな角度から突っ込みどころ満載です。そういう意味でも、面白い作品です。
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読んでからこれが1969年の作品であることを知って驚く。なんというか、ガジェットに傾注せずに人間を描くことで、時間が経っても、時代が変わっても古さを感じることなく読めるのかな。 この人の作品、ちょっと説明が足りずいきなり作品内世界の物事が登場するので慣れないと途中で厳しくなるかも...
読んでからこれが1969年の作品であることを知って驚く。なんというか、ガジェットに傾注せずに人間を描くことで、時間が経っても、時代が変わっても古さを感じることなく読めるのかな。 この人の作品、ちょっと説明が足りずいきなり作品内世界の物事が登場するので慣れないと途中で厳しくなるかもしれないですが、そこを乗り越えれば。独特の雰囲気が広がります。
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